これがニュースに、しかもYahooニュースのトップにくるというのがよくわからないのですが、まぁそのあたりは前の記事から続く読売の影響力というのもあるんでしょうか。
いずれにしても、確かに大手のポータルサイトで扱うには不適切という要素はあったかと思いますが、まぁオリジナルのサイトは続くんでしょうし、愛好家への実害は無さそうですね。
気になるのは、やはりマスコミの影響力と、それによって簡単にひれ伏すプロバイダ側の構図ですかねぇ。まぁマスコミ云々は今に始まったことではないですが、いったいプロバイダ側というのはこれまでどのようなポリシーでこういったコンテンツに「場所貸し」をしていたんでしょうかね。恐らく法的な部分以外の明確なものなど無いと思いますが、そのあたりの理由付けをポータルサイトを自負するなら持っていて欲しいものと思います。
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そろそろ、自転車(メリダT1)通勤を復活させようかと思っています。
実家に居たときはあれだけ乗っていたT1も、引っ越してからは放置させてしまってます。一応実家から持ってきてはいるんですが、約1年強の間に数える程度しか乗っていません。
これでは勿体ないと思いつつも、やれ寒いから暑いから雨だから風が強いからメンテしてないからと、乗らない理由はいくらでも出てくる次第でありまして、まぁ放置していたわけであります。
復活させようかと思った理由としては、
- だいぶ暑さがやわらいできた。
- 久々に空気を入れてみたらバルブキャップが割れていて、メンテの必要性を痛感した。
- 自転車のススメ的な新書を読んだ。
- 会社の規定が変わり自転車通勤が正式にOKになった(かもしれない)。
といったところになります。
まぁ環境的には大きな障害はない状態ですので、あとは行動あるのみになります。
( `.∀´)
今の職場には実は、二度ほど自転車で通勤したことがあります。一回はママチャリで、もう一回はメリダT1で。
片道7km弱で距離的にはまず問題ないんですが、交通量&路駐の多い大通りを使うルートになり、しかも長い坂もあり、なかなか大変でした。まぁ「乗ってないカラダ」での感想ですので、当然といえば当然なわけですが。
時間的には、30分が一つの目標値になりそうですね。
( `.∀´)
メンテですが、まず割れたバルブキャップの代用として、アルミのキャップを購入予定です。アルミならそうそう割れないだろうと。
タイヤもそろそろ替え時かなと思っています。メリダT1は納車から今まで、ODOメータ及び自分の記録上でもまだ1200km強しか走っていないのですが、それでもだいぶ減ってきているように見えます。オレの体重もあるのかも。
チューブやタイヤの交換経験がないので、トラブル時の為の練習の意味も含めて、来月あたりに手頃なものを購入予定です。サイズは今と同じ 700*28Cか、あるいは25Cでも良いかなと思っています。重いオレの体重ですが、これまでの経験から、空気圧さえしっかり管理してれば28Cで全く問題ないと感じています。んで多分25Cでも大丈夫かな、と。
空気圧の測定に今まではパナレーサーのデジタルメータを使っていましたが、ちょっと前に空気圧計付きのしっかりしたポンプを買ったので、これで空気圧調整はだいぶ楽になりました。
キャプチャ環境を変更しました。
注文して届いていたものの組み込みを怠けていたアースソフト「PV4」を、ようやくキャプチャPCに組み込みました。これにあわせて、これまで使ってきたカノープス「DVTX200 Plus」を取り外し、代わりに使っていなかったカノープス「MTVX2004HF」を挿しました。
カード1:PV4
カード2:MTVX2004HF
これにより、ケーブルテレビからの主に地デジHDソースの番組はPV4で、それ以外のSDソースの番組や見たらすぐ消すような番組はMTVX2004HFでキャプチャ、という風に使い分ける感じの環境になりました。
DVTX200 Plusは、画質的にはまず問題のない良いカードでしたが、付属のアプリの出来がイマイチだったのと、DVコーデックなのでお気楽な録画視聴用途には向かない部分がありました。
今の部屋にビデオデッキやHDDレコーダがなく、PCだけが録画機器となっている状態ですので、お手軽録画視聴環境が欲しいという部分がありました。ですので、今回PV4とMTVX2004HFを同時挿しすることで、本気キャプ+お手軽キャプを両立させることを狙っていました。
( `.∀´)
PV4はHDソース対応のアナログキャプチャカードで、一部で大人気を博したものです。ディジタル的に録り込むことが主流となりつつある中で、あえてアナログ的に録り込むタイプのものになりますが、キャプチャ後の取り扱いがこれまでのキャプチャ機器と同じように扱えるメリットがあります。吐き出す映像はDVコーデックに準じたもので、AviUtl用のプラグインが配布されています。
ケーブルテレビのSTBがD3出力に対応しているので、D端子ケーブル+光音声ケーブルで接続し、1080iでキャプチャ可能です。
それにしても、カードがあまりにもシンプルで驚きました。キャプチャカードというと大きめのサイズの基板に部品てんこ盛りみたいなイメージがありますが、これはチップが数える程度しか載ってないですからね…。FPGAの特色といえばそうなんでしょうけど、これまでのカードは一体なんだったんだろうと思ってしまいます。
取り付けにあたり、非常に相性の出やすいカードとして有名でしたので少々不安もありましたが、無事に認識・インストール・動作しました。
PV4を使ったキャプチャについては、一応キャプチャからエンコードまで試してみましたが、細かい部分は使いながら調整していく必要がありそうです。インタレース関連とか特に。インタレ保持を好むオレなんで、安易な解除はしたくなくて…。
画質はまずまず良好で、大きな不満はありません。あとはエンコード時にどの程度縮小して綺麗におさめるか、がポイントになりますね。
( `.∀´)
MTVX2004HFの方は、DVTX200 Plusの前に長いこと使っていたカードで、こちらはハードウェアMPEG2キャプチャカードですので特に難しいところはありません。高いビットレートを与えてやれば吐き出す映像は非常に良好です。SDソースのお手軽キャプチャとしては本当に完成度の高いカードですね。今ならヤフオクとかで5,000円以下で手に入るようですので、もう一枚買ってしまおうか、、などとふと考えてしまったり。
( ´ Д `)
PV4は非常に簡素なアプリしか付属しませんので、逆にこれを利用して、テレビ番組表サイトのiEPG関連付けにはMTVX2004HFのFEATHERを用い、お手軽に予約可能にしてます。PV4も予約録画は可能ですので、実使用の面では何ら不便はありません。
まぁあとは、いかにしてキャプチャ・エンコした番組を見るか、ですね。ためこみまくっているので、少しは消化していかないと…。
7月と8月の読書録になります。結構時間を割けました。
1 | 戦後史 | 中村 政則 | 岩波書店 | 新書 | ★★ |
2 | 或る「小倉日記」伝 | 松本 清張 | 新潮社 | 文庫 | ★★ |
3 | 黒地の絵 | 松本 清張 | 新潮社 | 文庫 | ★★★ |
4 | 西郷札 | 松本 清張 | 新潮社 | 文庫 | ★★ |
5 | 悪徳商法 あなたもすでに騙されている | 大山 真人 | 文藝春秋 | 新書 | ★★ |
6 | 金閣寺 | 三島 由紀夫 | 新潮社 | 文庫 | ★★ |
7 | オタクはすでに死んでいる | 岡田斗司夫 | 新潮社 | 新書 | ★★ |
8 | 私説・日本合戦譚 新装版 | 松本 清張 | 文藝春秋 | 文庫 | ★★★ |
9 | 義母・綾香 童貞レッスン(マドンナメイト文庫) | 真島 雄二 | 二見書房 | 文庫 | ★ |
1は、新書にしては珍しく300ページ越えの厚みで、一個一個の解説はさすがに駆け足な部分もありますが、それでも戦後60年間についての教科書としては手頃で、特にオレが生まれる前の日米安保や高度経済成長の項は興味深く読めました。
2は、新潮文庫の松本清張傑作短編集の第一集。とりあえず清張作品の入りとしては間違いないだろうと思い、読みました。
松本清張というとどうしても社会派推理小説というイメージがありますが、これは良い意味でそれを裏切られた感じがします。短編なのでどれも苦無く読めましたが、いわゆるオチの部分が淡々としたものが多く、少なくともハッピーエンドや逆転劇などは全くありませんでした。この点も良い意味で拍子抜けしました。
突き抜けるような面白さなどはありませんが、短編ということもあり、たまに読み返してみたくなる魅力はありますね。
3は清張短編の現代小説全7編、どれも面白かったですが、特に「真贋の森」「紙の牙」「空白の意匠」あたりが良かったです。「紙の牙」の終盤なんかは、清張を殆ど読んでいないオレが言うのもアレですが、清張の作品らしい展開で楽しめました。「空白の意匠」のラストもシンプルで意外でした。
これらの作品が書かれた頃の社会の縮図が随所に盛り込まれていて、それは今でも陳腐化されていないものが殆どで、今とは時代が違うと思いつつもそれほど違和感なく読んでいけますね。
4は傑作短編集の3巻で時代小説。オレは今まで時代小説というのをあまり読んでなく、これを読む前に「読みづらいのかな」と思っていましたが、いざ読んでみたら現代小説と差はなく、むしろ江戸初期から幕末、維新後が舞台となる物語にハマってしまいました。
短編ということでいずれの作品もテーマが明確であるから読みやすく、時代ものらしい主従関係から、現代とも共通する人間社会らしいものなど、幅広いながらもそれぞれシンプルで、非常に楽しめました。
5は、タイトル通り、いわゆる悪徳商法について書かれたもの。
2003年の本なので最近のネット全盛の詐欺や振り込み詐欺についての記述はありませんが、それでも古典的なものから裏金融まで一通り扱われていて、またそれぞれが非常にわかりやすく書かれており、最後まで飽きずに読み進めました。
最近頭のキレがなくなってきた両親にも読んでもらおうと思っています。
6はオレにとって初の三島作品。「31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。」という新潮の紹介文に惹かれ、購入し読み始めました。
確かに、文章は凄いですね。読み始めてすぐに「鮮度の落ちた現実、半ば腐臭を放つ現実が」という部分でこれは凄いと思いました。
ただ、内容があまりに主人公の内的世界の語りに偏っており、それを全部理解することは一読した限りではできませんでした。オレの読解力の問題とも思いますが、これはなかなか難しいでしょう。恥ずかしながら、主題もあまり掴めていないかも知れません。
なので全てを楽しめたとは思えませんが、文章表現の凄さは味わえ、それだけでも読んだ価値はあったと思います。
7は、何年か前からオレが持っている「アキバ系オタク」などというものに対する違和感と、この本の言うところの「オタクは死んでいる」という部分に、何か同じものがあるのかもと気になってブックオフで購入したもの。ちなみに作者の岡田斗司夫氏に関しては、オタキングと呼ばれていることと「いつまでもデブと思うな」が売れているようだな、といった程度の認識。
終始興味を持って読めましたが、読後に残るものはそれほど無かったです。まぁそうなのかなぁという感じだけが残りました。
8は文句なく面白かったです。新装版ということで手に取る機会を得たわけですが、もっと早くから、それこそ歴史とかに興味を持ち始めた小学高学年〜中学時代に読んでおけば良かったと、そう思わせる面白さがありました。
戦国時代を中心に9つの合戦が書かれていますが、特に「関ヶ原の戦」がよかったです。天下分け目の決戦らしいボリューム感もさることながら、秀吉末期から続く諸将の政治的思惑にも触れ、東軍と西軍の差につなげています。このあたりに清張らしさが感じられました。
9はカバーイラストに惹かれた部分もあり、購入。しかし内容はイマイチで、特に主人公の行動があまりに稚拙で動機も不明瞭で感情移入しづらく、また相手の義母の感情変化のくだりも説明が不足していました。エロいシーンの描写もワンパターンであり、長編の割に読み応えがありませんでした。
ソニーから、待望の35mmフルサイズのデジ一眼が発表されました。
スペックをざっと見た上での第一印象としては、結構安いなと感じました。視野率100%のフルサイズ機でいままで40万円以下って無かったですからね。
35mmフルサイズのイメージャを積んだデジ一眼は今のところ、キヤノンの1DsMark3に代表される高画素機か、ニコンのD3に代表される高感度機にわけられ、前者は主に商業広告用、後者は主にスポーツや報道に用いられているわけですが、今回のα900は前者に区分されますね。これまで極めて高価だった前者の路線が、アマチュアでも手に入れられる価格帯で提供されてきたということになります。
スペック的には、ほぼ予想通りな印象です。ボディ内手ぶれ補正を待ち望んでいたユーザも多いことでしょう。
個人的には、ペンタプリズムの性能が良さそうなところに惹かれます。ソニーはα700とかでもファインダーの見え方には定評がありましたが、それがより良い方向性に進化した感じでしょうか。
ファインダスクリーンも交換可能でMFに向くタイプも用意されるようで、このあたりはマニアの心をわかっていますね。
縦位置グリップを一体化せずに分離させたのは良い判断だったと思います。視野率100%の機種が欲しいけどゴツいのはちょっと…というユーザも多いでしょうから、選択の幅が増えたのは悪くないと思います。
ただ、ボディそのもののデザインには、正直イマイチな感じも持ちます。正面はまだしも、上面(軍艦部)はあまり洗練されていない気がします。ボタン周りも操作しづらそうですし。中途半端なサイズの上面液晶なんかは存在価値があるのか疑問です。
スペック的には十分なものを持っていると思いますので、あとは触ってみてどうかですね。
( `.∀´)
肝心のレンズですが、ソニーはカールツァイスブランドのレンズを供給していますので、高級レンズ群は問題ないと思います。勿論べらぼうにカネがかかりますが…。これで85mm/1.4とか使ってみたら、さぞ素晴らしい絵が出るでしょうねぇ。
エントリーからミドルクラスのレンズのラインナップが今後どうかですね。ここがソニーの弱みでもありますので、一つの鍵になるでしょう。
( `.∀´)
他メーカーのボディとの関係ですが、ニコンD700とは直接のライバルにはならない気がします。D700は高感度、α900は高画素と、長所のベクトルが異なっていますから。
多分、1DsMark3と被る部分の多いことから、キヤノンへの影響の方が大きいかも知れません。特に5D後継機には多大な影響を与えることでしょう。スペックも値段も。
個人的には、このイメージャを使ったニコンの機種に期待しています。それがD3XになるかD4になるかはわかりませんが、早く出てこないかなぁと切望しています。
クリアしました。プレイ時間のカウントは14時間強。でも実際はこれの1.5倍以上やっている気がします。
難易度的には、それほど高くなかったかなと思います。難易度ノーマルでやっていましたが、このゲームは敵の強さ云々よりもステージギミックの攻略の方が遙かに難しいわけで、ノーマルだったからというのはあまり関係がないですね。
即死系のトリックがだいぶ減った感じがしましたが、それが影響しているのかも知れません。つまり死にまくってリトライするのに時間を費やすというよりかは、ギミック攻略のために思慮しながら進めていくのに時間を費やす方が比重としては重くなり、それが全体の難易度の印象をそれほど悪くしていないのかなと思います。
あとは、終盤の難易度がそれほどヒートアップしなかったというのもあるかも知れません。
一番大きいのは、リスポーンポイントが細めになったことでしょうね。
( `.∀´)
各ステージの残っているアーティファクトと遺物の回収がプレイ要素として残っているのですが、これについては作業的になる部分も多いことから、それほど熱心にやるつもりはありません。
エジプト編終了し、現在ロストアイランドの「ナトラの鉱山」に入ったところ。
エジプトは、なかなか楽しかったです。オレがトゥームの中で一番気に入っているというか、一番トゥームらしいと思っているのが、エジプトなんですよね。スフィンクス的なものがあるだけで、心が躍ります。多分、他の遺跡やら洞窟やらよりもエジプトの遺跡の方が有名であって、幼少期から刷りこまれているからだと思うのですが。
他方、序盤のペルーも洞窟っぽさが非常によく出ていて、好みであります。これらと比較すると、ギリシャは個人的にはいまひとつで、コロシアムなどの遺跡は迫力ある部分もあるのですが、全体的にはそれほど惹かれはしませんでした。
初代トゥームの舞台設定が良くできているなと思うのは、このように「ペルーの洞窟」「ギリシャの古代文化遺跡」「エジプトの遺跡」とエリアごとに明確に特色がでている点で、一本で三つ楽しめるお得感がありますね。
( `.∀´)
このエントリの中でのネタバレについて果たしてどの程度の人が気にするのか不明ではありますが、一応ネタバレに配慮しつつ書きますと、エジプトの終わりあたりから、ララの心情や葛藤といった点がムービーシーン等で描かれています。勿論ボリュームとしては多く無いのですが、オリジナルのララはプロフェッショナルで割と感情を殺したような部分があったのに対し、当作のララには一般人的な部分が見てとれます。いわば人間ドラマ的な部分があるということですが、このあたりが終盤に向けてどのように影響するのか、気になるところであります。
結構安くなりました。通常版のHDDが60GBになったというのも大きいかも知れませんね。
個人的には、HDMI付きの本体に替えたいと前から思っていたところなので、今回の値下げで本体買い替え(買い増し?)を狙ってみたいと思います。
HDDは今のを流用するとして一番安いアーケードにするか、或いはパッケージソフトのHDDインストール可能環境が開始されることを見込んで、エリートにしてしまうか。なかなか悩ましいところです。
通常版のHDDが60GBになったことでエリートの120GBが魅力薄になった感もありますが、純正のHDMIケーブルが付属することを考えると、まだまだ魅力的ではあります。なんてったって黒いし。
20GBから120GBのHDDにデータ転送するケーブルもMSからもらう必要がありますが、このあたりはとりあえず20GBを挿すことで動くことは動くでしょうから、それほど急がなくてもいいのかも知れませんね。
これで今まで迷っていた人が買ってくれると既存ユーザとしてもうれしいですね。
トゥームレイダー生誕10周年ということで、初代トゥームがリメイクされたもの。正確にいえば、「LEGEND」のエンジンを使用したものになります。
初代トゥームが好きなオレなので迷うことなく360版を予約買いしたわけですが、実際のプレイはカメラ写真関係に時間をとられたこともあり、殆ど進んでいませんでした。ここ数日ようやくまとまった時間を割けたので、日記にも落としておきます。
進行としては、ペルー、ギリシャをクリアし、現在エジプトの「カームーンのオベリスク」をクリアしたところです。中盤まっただ中といったところでしょうか。
プレイ開始前は、「初代を新しいエンジンで忠実にリメイクしたもの」と勝手に思っていたのですが、遊び始めてすぐに「確かに舞台は一緒だが、中身は殆ど別物」という印象を持ちました。マップからして違いますし、そこに載せられているギミック類もオリジナルとは異なっています。初代の舞台を使って新作を作った、と言った方がしっくりきますね。
オリジナルに忠実なものを期待していたので少々肩すかしをくらった感じでしたが、序盤のペルーを終えギリシャに入ったころから、初代がどうといった邪念は消えました。
ここ数作のトゥームをやっていなかったので追加されたアクション要素がどの程度新しいものなのか不明ではありますが、初代と比べて異なる点として、「掴まる動作の増加」と「グラップリング」があります。
「掴まる動作の増加」は、例えばいま掴まっている場所から横や後ろ方向にジャンプして別の出っ張りに掴まったり、棒やロープに掴まったりするもので、掴まりながら移動して進んでいくというトゥームの基本的な部分が大幅にボリュームアップされています。これはいわばこれまでのアクションからの発展系とも言え、違和感なく組み込まれています。遊ぶ方としましても、ステージをくまなく観察して解法・進行のきっかけとなるものを探すというトゥームらしい要素に回帰することが出来、歓迎すべきものであると思いました。
「グラップリング」は、ステージ上にある箇所にワイヤーを投げつけ、壁走りやブランコのような動作をするものになります。また応用として、投げつけたあと対象物を引っ張って変化を起こさせるというギミックもあります。
あと基本的な部分になりますが、ララの操作系・移動系が異なっていて、一番顕著なのはジャンプの仕方でしょうか。勿論ジャンプボタンを押すという事は変わっていないのですが、初代では大ジャンプをするとき、「縁ぎりぎりまで進んでそこから一回バックステップし、その距離から走りジャンプ」というのがありました。これは基本中の基本のアクションで、これをマスターしていないと序盤すら攻略できなかったでしょう。
今作では、まずバックステップが無くなりました。十時キー下を押すと、ふつうにララが手前方向に走ってしまいます。なので上記のアクションは無くなっています。大ジャンプは他のアクションゲーム同様、タイミングによるものとなっています。それほどシビアでは無いので問題にはなりませんが、如実に変わった一つの例として挙げられます。
このバックステップが無くなった点に代表されるように、初代トゥームのやや独特だった操作系は、今作では殆どなくなりました。トゥームらしいクセも残ってはいますが、大筋の部分で昨今のアクションゲームらしい感じになっており、懐かしさという点ではやや寂しい気もします。
グラフィックの部分は、360にしてはそれほど綺麗ではなく、少々残念ではあります。PS2版がベースなんでしょうかね。どこか無理矢理HD映像にした感があります。処理がモタついている部分もあり、PC版にしておいた方が良かったかな、とも思いました。PC版は以下記事参照。
サウンドは、初代トゥームのあのテーマサウンドが使われており、ファンとしてはうれしい限りです。
( `.∀´)
とりあえず、クリアまで頑張ってみたいと思います。言うまでもなく死にまくりですが、今作はリスポーンポイントがややこまめにあるのが救いです。
ここ数日の間に、キヤノンとニコンの中級デジ一眼の新型が発表されました。買う気は無いものの気になる要素もあるので、少し触れてみます。
キヤノンが「50D」、ニコンが「D90」。価格差はD90が約3万円やすいようです。
オレがニコンユーザであることからニコンを贔屓目に見ていることを考慮したとしても、今回はD90の方が良い気がします。
50Dはどうやら40Dの後継という位置づけでは無いようで、しばらく併売されるようですね。それは良いのですが、ならばなぜAPS-C機の決定版といえるようなものにしてこなかったのか、疑問が残ります。
イメージャが1510万画素となりましたが、このクラスのカメラを買うユーザにはそれほどの魅力にはならないでしょう。多くの場合において、これだけの高画素が必要ないことを知っているからです。
たとえば5万円高くしてでも視野率を100%にしたり、連写を8コマにしたりといった要素をいれても良かったんじゃないでしょうか。
ライブビューでのコントラストAF搭載や背面液晶の高画素化、高感度域使用可能、CFのUDMA対応などは最近のトレンドを取り入れた進化と言えますが、新たな魅力にはなり得ていません。
そんな50Dですが、注目なのは映像エンジン「DIGIC 4」でしょう。この新しいエンジンが果たしてどういった絵を生成するのか、これはこれ以降のキャノンのデジ一眼にも影響することですので、注目に値するでしょう。
一方のD90ですが、こちらはニコンらしいミドルクラス機の仕上がりとなったようです。D200が出た後のD80のように、今回もD300の特徴をうまく落とし込んだ感じがします。イメージャも同じものっぽいですし。更にD700からinfoボタン等を引き継いだりしていますね。
50Dと同様に、こちらも背面液晶の高画素化や高感度域使用可能になりました。もうミドルクラスではこれが当たり前になりつつありますね。
D90のウリは、やはり動画撮影可能という点になるのでしょうか。確かに720pでの撮影が可能というのは良いですが、24fpsでしかも最大5分というのはちょっと残念ですね。
動画撮影をメインに据えてこのカメラを買う人がどの程度いるのか謎ではありますが、コンデジがだいぶ前から動画撮影可能だったことを考えると、それに慣れているコンデジユーザがステップアップとしてD90を選ぶ可能性は十分あり得ますね。
両者の比較という点では、価格が高いだけあって、性能的には50Dに分があります。連写速度は50Dが上ですし、AFセンサも50Dは全9点がクロス化されています。
他方、重量はD90の方が100g強軽いようです。
( `.∀´)
オレが50Dに対して良い印象を持っていないのは、たぶんキヤノンのAPS-C機ラインナップに50Dの上のクラスが無いこと、つまりAPS-C機の決定版が存在しないことが割と大きくて、この50DがキヤノンのなかでのAPS-C機の最上位機種になってしまっているという点を不満に感じています。
ニコンD90の場合は上にD300がありますが、キヤノンにはそれがありません。この違いです。ステップアップをするにも、選択肢が限られてきます。特にレンズ選択の幅が狭くなることを痛いと感じる人は多いはずです。
このあたりは、ニコンの販売戦略が間違いなく勝っていますね。ラインナップがうまく出来ています。
キヤノンは昨年の年末商戦からニコンに押されていますが、今回の発表においてもそれが出てしまった感があります。
ロングヒット商品となっている「5D」の後継をまだかまだかと待っているユーザは多いと思いますが、今回それは出ませんでした。おそらく年末にあててくるのだと思いますが、ペースを上げて先行するニコンを果たして追い抜けるか。完成度の高い機種の後継というのは開発が難しいと思いますが、頑張って欲しいものです。