後ピン傾向が気になってメーカーに調整をお願いしていたタムロンの28-75mm/F2.8のレンズが返ってきました。
明細には「仕様の範囲内」と書かれていましたが、それでも「分解調整」と「清掃」も盛り込まれており、このあたりにタムロンのサポートの姿勢がうかがえます。
早速、ピントチェックをしてみました。
タムロン 28-75mm/F2.8レンズのAFピント傾向(メーカー送り後)
画像をみていただければわかるかと思いますが、見事に前ピンになっています。確かに以前とは傾向が変わりましたが、しかしこれはこれでジャスピンには至っておらず…。
前回は太陽光で、今回は蛍光灯+フラッシュを使っています。なので測光に違いがあり厳密には比較とは成り得ないのですが、それでもこの傾向は見逃せないところです。
多分コレも、仕様の範囲内になるのではないかと思います。こういうゲージを使ったチェックをしなければ、気づかない範囲かも知れません。
ただまぁ今回は後ピンに気づいて調整に出した後ですから、当然ながらこの前ピンも気になります。
再度調整に出すのは気が引けますし、何よりレンズ単体ではおそらく微妙なレベルの調整は難しいんでしょうね。
一度気になってしまってそれが解決されないまま使い続けるのは精神的によろしくありませんので、このレンズはもう手放すことにしました。
これは故障や不具合ではなく、あくまで相性の問題なので、他のボディには適合する可能性は十分にあります。願わくば、適合するボディのもとで使われてくれればと思います。
タムロン28-75mm/2.8が修理から返ってきました