昨年末にこのレンズを買いました。やや望遠域までワイド端を伸ばした明るい標準ズームで、主にポートレート用として購入しました。
 年明け、こいつを使ってある程度まとまった数の写真を撮りましたが、どうもジャスピンの画像が少なく、ピンボケな画像が多く発生していました。先日行ったオートサロンでもその傾向は顕著で、オレの腕を考慮したとしても、もう少しうまく撮れていてくれないと使い物にならないなと感じていました。
 タムロンのズームレンズは前ピン/後ピンの傾向が出やすいというのは有名らしく、少し調べたら同じようなユーザの声が拾えました。幸い、タムロンはこのあたりは親切に対応してくれるようでした。

 上記ページにあるPDFを印刷して早速AFピントチェックを行ってみたところ、だいぶ後ピンでした。
タムロン 28-75mm/F2.8レンズのAFピント傾向
タムロン 28-75mm/F2.8レンズのAFピント傾向
 等倍に拡大してみるとわかるかと思います。これは正面のNikonロゴにAFを合わせて撮影したものです。
 両側のゲージともに、0の所にピントがきているとは言い難く、それより後ろの、左側の数字でいえば2番あたりにピントが合っているようにみえます。Nikonのロゴがわかりやすいかも知れませんね。正面のNikonロゴより、右側のロゴの方がハッキリしているように感じます。
 この傾向が果たして実際の撮影にどの程度影響しているのかは不明ではありますが、こうハッキリわかると精神的によろしくないので、早速販売店に連絡して販売店経由で修理に出すことにしました。
 なかなかAFピント調整というのは難しく、メーカーとしての許容範囲、つまり仕様であるとされて返されることも有るようです。まぁそれならそれで諦めもつきますので、まずは返ってくるのを待ちたいと思います。
 ちなみにD80と一緒に買った17-50/2.8についても同じことをやってみましたが、こちらは若干の前ピンの傾向でした。ただし本当にわずかなレベルでしたので、このまま使い続けるのに不安や不満は無く、修理には出すつもりはありません。

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