1 | テレビの嘘を見破る | 今野 勉 | 新潮社 | 新書 | ★ |
2 | 人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ | 米長 邦雄 | 祥伝社 | 文庫 | ★★ |
3 | 睡眠の技術―今日からぐっすり眠れる本 | 井上 昌次郎 | ベストセラーズ | 単行本(ソフトカバー) | ★ |
4 | 初めての女性―少年と五人の誘惑 | 藤原 創 | フランス書院 | 文庫 | ★★ |
12月のというか、2007年の5月〜12月のものになります。まともに読んでなかったですね。
1は、ちょうど「あるある」騒動の頃に読み始めたもの。最初は興味を持って読んだが、次第に読み進めるのが億劫になり、読了までにかなりの時間を要してしまいました。
制作者としてドキュメンタリの方法論にかなりのページが割かれており、正直タイトルほどのインパクトはなく地味で淡々とした内容。事例を挙げるも結論は後でというスタイルで、変に難しくしている印象。
2は、勝負論を軸として人生論、男性論まで及んでいますが、氏独特の感覚からの記述は読んでいて面白くまた参考にもなり得るもので、文章も平易で読みやすく、作家としての米長氏はなかなかだなと感心しました。
タイトルはかなり大袈裟ですがw
3は、「今日からぐっすり眠れる本」という副題をよくもまぁ付けたなぁと思わずにはいられませんでした。学問的にも生活の知恵的にも内容として薄く浅いもので、中途半端な感じが強く残りました。
4は、非常に楽しめました。妄想激しく変態志向のある男子高校生が、周りの女性達に手ほどきをうけ童貞を失い、最後は憧れの姉と結ばれるというもの。
オムニバス形式ではないのですが、登場女性が主婦・従姉・エロギャル・女教師・清純姉と明確にキャラ分けされており、一作で色々楽しめるのがいいですね。
セックスの描写がいかにも官能小説というかやや古くささを感じるものですが、許容範囲といえます。