PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦
 簡単に各試合の前予想でも。
・第一試合 中村和裕 Vs ケビン・ランデルマン
 うーん、ランデルマンの出方が読めないので予想が難しいですが、中村がいかに序盤からグラウンドに持ち込んで主導権を奪えるかがポイントですね。立ち技勝負・パワー勝負になってしまうとランデルマンの方が優勢ですが、粘り込んで中村の勝利と予想しておきましょう。
・第二試合 ヒカルド・アローナ Vs ディーン・リスター
 ミドル級では実績上位のアローナに注目が集まりますが、リスターも知名度でこそ劣るとはいえ実力者。寝技はお互い譲りませんから、こういう場合は打撃で差が出る場合が多く、経験で勝るアローナ優勢と予想しておきましょう。
・第三試合 近藤有己 Vs イゴール・ボブチャンチン
 非常に面白いカード。というか、一回戦としては勿体ないカード。地味な近藤ですが、ミドル級では普通に日本勢最上位ではないかと思います。冷静で穴が少ないのが強み。対するボブチャンチンも剛腕ロシアンフックがウリですが冷静なタイプ。じっくり、じわじわとした試合展開になりそうです。勝敗は読めません。
・第四試合 ビクトー・ベウフォート Vs アリスター・オーフレイム
 PRIDEではかなり久しぶりの登場となるビクトーと、逆にここ最近のPRIDEで名を上げてきたオーフレイムの一戦。うーん、ビクトーは最近はUFCで頑張っている様ですが、試合ぶりがわからないのでコメントのしようがないですね。技術的にはトップクラスの二人なんで、通好みの渋い試合になりそうで注目ではあります。
・第五試合 アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ Vs ダン・ヘンダーソン
 ここも一回戦では勿体ないカードですね。個人的にヘンダーソンには期待していますが、ホジェリオ相手では厳しいかも知れないですね。どうしてもレスリング出身でワンパターンな試合になりがちですから、百戦錬磨のホジェリオは全てに対応できそう。責め手が無くなって苦しくなるヘンダーソンという展開になるかと思われます。手の多さでホジェリオ勝利と予想しておきます。
・第六試合 桜庭和志 Vs ユン・ドンシク
 正直、今の桜庭では、一線級相手ではかなり苦しいと思っていましたが…この対戦相手、誰なんですかね? PRIDE初登場でいきなりグランプリに出場とは…。こういう事を言いたくないんですが、桜庭を勝たせて話題を引っ張る為だけの存在にも思えてしまいますね。まぁ勿論、桜庭が面白い試合をして勝ってくれればそれに超したことはないんですけれども。
・第七試合 クイントン・ランペイジ・ジャクソン Vs マウリシオ・ショーグン
 ニンジャの弟、ショーグン。それだけで素質がうかがえてしまいますが、今まで倒してきた日本人とは相手が違いますからね。ランペイジもシュートボクセの研究はしてるでしょうし。格の違いでランペイジ勝利と予想します。
・第八試合 ヴァンダレイ・シウバ Vs 吉田秀彦
 吉田にどこまでシウバに付き合う気があるのかということと、シウバが体調をどこまで上げてきているかに注目。普通に考えれば、吉田の勝利は難しいです。ただ、吉田は不器用ですけど粘りがあるので、粘りに粘って勝機を見いだすことが出来れば面白いところ。それでもシウバは穴が無いのでかなり厳しいのは間違いないですが…。
 今週末はF1・PRIDE・競泳・競馬と観るものが沢山あるので時間の調整がやや面倒ではあります。地上波でもタイムシフト中継するようですので試合結果・回顧は後日ゆっくりと。

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