だいぶ間があいてしまいました。PC関係のネタが幾つかあります。
少し前の話になりますが、2005年11月に購入し今までメインPCで使ってきていたキーボードが、壊れました。FILCOのメカニカルキーボード、ZERO。(65536: キーボード新調(FKB108Z/NB))
症状としては、[ R ]キーの反応がだんだん鈍くなり、そしてついには入力不可になりました。キースイッチの故障です。
購入から約一年半での故障。うーむ、こんなものかなという気はしました。とは言え、もう少し持ってくれよ、とも思いました。
打鍵量も勿論関係していると思いますが、キーボードがここまで消耗品というのは、意外な気がしました。
保証期間が過ぎていることもあり、自力での修理を試みました。キースイッチの故障であることは間違いないのだから、キースイッチを交換すれば良いだろう。とは言えスペアパーツは持っていない。じゃあどうするか?というわけで、普段まず使わない [ Scroll Lock ]か[ Pause Break ]のスイッチと入れ替えることを考え付きました。
が、これは大失敗しました。というのも、キートップを外す専用器具を持っていなく、無理矢理に手やそこらへんのもので外そうとしたのですが、勢い余ってキースイッチごと抜いてしまったのです。本来キースイッチの端子部は基盤にハンダ付けされているのですが、それを無理矢理引き抜いてしまったもんだから、こうなると元には戻せません。よく見ると端子が曲がっていたり折れていますし。
というわけで自力修理は失敗に終わりました。これでは修理に出しても安く収まるわけはなく、どうしようもないので捨てることにしました。ただしただ捨てるのは勿体無いので、キートップを無理矢理全部抜いて、次のキーボードのスペアパーツとしてとっておくことにしました。
( `.∀´)
キーボードが無いとPCが使えないに等しいので、ビックカメラとドスパラに行ってみました。
んで、色々悩んだんですが、少し奮発して以下を買ってきました。ZEROよりワンランク上の商品になります。
が、コレはオレには合いませんでした。
CHERRY社製のキースイッチということですが、オレは下品なZEROのスイッチの方が好きなようで、マジェスタッチの上品なタッチがどうも駄目でした。メカニカルなくせに上品ぶってんじゃねぇ的な。音も感触も会心なアタリがなく、逆に優しく包み込まれる感じというか。勿論メンブレンよりは遥かにクリック感はあるわけですが、どうにもメカニカルを使っているという面白みがありませんでした。
あと重大だったのが、キーのレイアウト。購入する時は「スペースができるから机が少しでも広く使えていいな」と思っていましたが、使ってみたら正直まともに打てませんでした。なんといっても[ DEL ]キーが最下段にある仕様が駄目でした。
慣れの問題とも思えましたが、しかし会社では標準レイアウトのキーボードを使っているわけで、変なところで二刀流をマスターする必要もないようなぁと思ったり。
というわけで、どうにも使い続ける気にはなりませんでしたので、これはヤフオクにでも出すことに決めました。
( `.∀´)
んでまたビックカメラに行って、買ってきました。ええ、今までと同じ、ZEROをです。
なんかもう、別に冒険しなくていいんじゃないかと。今までのに大きな不満などなくむしろ気に入っていたのだから、それでいいじゃんと。そういう感じです。
また短命だったらイヤですけどね。そればかりは運というか、まぁ確かに耐久性という点ではFILCOは難があるんでしょうけど…。