現使用機種W41Kと、前使用機種A5406CAのカメラ機能を比較してみました。
撮影対象はサンシャイン60、時間は薄曇りの朝です。
まず両者の大きな違いとして、ファイルサイズが挙げられます。どちらも「FINEモード」で撮ったものですが、A5406CAの方が倍以上ファイルサイズが大きくなっています。これは、W41Kの方が圧縮率が高いことを示しているでしょう。また、W41Kの方がノイズ処理がしっかり出来ていると言えなくもないですね。
ファイルサイズがコンパクトになるのは記憶媒体の効率使用という点では良いのですが、まぁそんなのは大して重要ではありません。それよりも圧縮率が高まったことにより、細部の描写などが潰れている(均一化されている)のではないかという疑念があります。情報量は多いほど良いという、変な貧乏くささもあったりします。
幸い、今回の比較では両者の細部描写にはそれほど大きな差はないように見えました。というかどちらも細部の描写はイマイチで…。W41Kの方がやっぱり若干のっぺりした印象ですけどね。
あと、色味がだいぶ違いますね。一応両者とも撮影モードは「風景」にしたのですが、ここまで色味に差が出るとは。まぁこれはモード調整や後のPC上での調整でカバーできる範囲だと思うので、それほど気にしないで良いでしょう。
一つ残念なのが、W41Kのレンズが広角寄りでは無いということです。同じ地点から撮ったものなので、A5406CAの方が画角がワイドであることがハッキリしています。これはちと残念ですね。
というわけで、カメラ機能のトータル性能は、A5406CAの勝利かと思われます。W41Kのカメラ性能も許容範囲ではありますが、A5406CAと同じ感覚で使うと痛い目をみそうですね。
W41Kのカメラ特性に少しずつ慣れていければと思います。