散々メダルだメダルだと騒いできたマスコミが5位という結果をどう報じるかはわかりませんが、少なくともオレはこの5位は極めて妥当な結果だと思いました。いやむしろ、かなりの健闘と言っても良いんじゃないかと。
 マスコミでは戦前、上村の得意なエアートリック「コークスクリュー720(=3D)」が完璧にキマればメダルを取れる、という感じでどの局もしつこいくらいやっていましたけれど、実際はそんな易しいものでは無いということが終わった今ではハッキリとわかりますね。
 モーグルの点数は、ターン50%・エア25%・タイム25%という配分で採点されるわけですが、上村の場合はターンはイマイチ、タイムも速くなかったわけで、いわばエアだけで5位を勝ち取ったと言えます。しかも第一エアは難度の易しいヘリコで高さもありませんでしたので、実質的にはコーク720だけで5位を勝ち取ったと。そう考えると、このコーク720が今大会全選手のエアの中で一番か二番の評価をされた、と言っても良いでしょう。
 このトリノの舞台は斜度がそれほど厳しくなく、ターンではそれほど差がつかないと言われていましたけど、こうしてみてみるとやっぱりかなり差がつきますね。素人目にみても、上村の後の4人のターンは凄かったですよ…。
 里谷はエア後にバランスを崩してしまったので仕方なかったですね。
( ● ´ ー ` ● )
 上村はいま26歳、仮に次の五輪に出たとしたら30歳になってしまうんですな。これ以上劣化したアイコ・スマイルを見るのは辛い気も…。現在高校生の伊藤みきに今後は期待するか、あるいは新しいヒロインの登場が待たれるところであります。
( `.∀´)
 どうでもいいですが、日テレの中継は酷かったですね…。数選手に一度CM入れるとは。いくら地上波とは言え、ナメ過ぎでは。

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