クリアしました。ゲーム内時間カウントは30時間弱。主人公レベルはちょうど70といったところでした。以下、多少ネタバレ含みます。
 真I同様、主人公の言動によりルートが変化するわけですが、今回はNEUTRALを貫き通しました。NEUTRALというと中道的でソフトなイメージがありますが、実際はいずれの方にも加担せず、怪しいヤツは根こそぎぶっ殺すというもので、ゲーム中でも「オマエは戦いに身を任せているだけで、一体どこに行こうとしているんだ」といった言葉を敵方から吐かれたりしました。でも、唯一神もルシファーも、どちらも胡散臭いわけで、オレとしてはNEUTRAL以外に考えられなかったです。まぁもしNEUTRALが難しかったら、CHAOSだったでしょうね。真Iもそうですが、このゲームでLAWというのはまず考えられません。
 真Iは割と自己の属性決定がシビアでしたが、このIIはよほど偏った言動をしてない限りは、中盤の局面においてプレイヤに決定権が与えられますので、容易に自分の望むルートをとれますね。
 ゲーム進行は、基本は仲魔を引き連れないで主人公+ヒロインで進行し、ボス戦の時だけ仲魔を呼ぶというやり方でした。なので、マグネタイトは終盤はカンストしてしまいましたね。
 あまり仲魔造りには執心せずに、淡々と進めました。ですので、最終段階において一番攻撃力のある仲魔が地母神カーリーであり、ラスボスYHVHの時は主人公の剣攻撃しか効きませんでした。タルカジャを10回くらい重ね掛けして、地味にHPを削っていくやり方しかなかったです。なのでデカジャを唱えられた時などは、なかなか辛かったです。
 どうでもいいですが、ガブリエルを倒した記憶がありません。コイツはどのルートでも敵にならないんですかね。
 更にどうでもいいことですが、魔王マーラのグラフィック、よく通りましたね〜。マーラ=マラ=ペニス=陰茎、まぁ言い方は色々ありますが、コレは…。
 それにしてもまぁ、やっぱり深いゲームですな。重厚というのとはまた少し違いますが、深いテーマ性と圧倒的な世界観の双方が相互にゲームに深みをもたらしていますよね。これはバランスが重要で、背景や世界観の構築がしっかりなされているからこそ、ゲームらしからぬテーマが浮ついてないわけです。
 ゲームシステム・世界観・舞台設定は殆ど真Iと同じであり正統な続編と言えます。両者を比較すると、真Iの方がストーリーがシンプルであり、IIは序盤から伏線を多く這わせていて中盤以降一気にそれらが繋がっていく形となっており、まさに続編として理想的な形になっていると言えるでしょう。
( ´ Д `)
 基本的には攻略本・攻略サイトなしでプレイしましたが、後半はゲーム進行を急いでしまって攻略サイトのマップを見ながらプレイしてしまいました。
 クリアしたあとに、地元の書店にてエンターブレインの「真・女神転生II 公式パーフェクトガイド GBA対応改訂版」を購入してきました。攻略本としてではなく、脳内リプレイの為です。が、副読本的な内容は薄く、少々期待ハズレでした…。これなら少し高いものの厚めだったPS版の方を買うべきだったかも。
 あとこれもクリアしてからなんですが、自分の部屋の本棚の奥をみてみたら、SFC版の「真・女神転生IIのすべて」という成沢大輔の本がありました。自分で買っていたというのすら忘れていたという情けなさですが、これも改めて読んでみたいと思います。
 また、クリア後の勢いあまって、楽天フリマで「真・女神転生II 悪魔大事典」とかいう副読本(イラスト本?)を購入してしまいました。勢いというのは恐ろしいものです。
( `.∀´)
 さて、このあと何を遊ぶか。発売時期で言えば「if…」になるわけですが、これは殆どペルソナですからね。いわゆるメガテンということでは、やはりPS2「真III」をやるべきでしょうか。持ってますしね。はい、積んでるんです…。
 あとは、毛色をかえて「ソウルハッカーズ」をやってみますか。SS「デビルサマナー」はSS初期ということもありモッサリしたゲームでしたが、こちらはPS版もありますしね。
 まぁそれより、「MotoGP4」を再開しなければ、という感じもするのですが。

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