最近というかもうだいぶ前からなんですけど、番組内容がちょっと酷いですね。娘及びハロプロへの熱が冷めたとかそういう次元では無くて、一個のテレビ番組としての質が明らかに酷くなっているのではないかと思います。
 何と言っても、芸人・タレントを安易に使いすぎですね。ロケにしろスタジオにしろ、タレントを呼んで番組進行の中心にそのタレントを据えて、そこに娘を絡ませるというパターンです。
 確かにこれなら適度な予算でネタにも困ることがないわけですが、何というか、あまりに全てが中途半端なんですよね。出演タレントそのものが中途半端な存在ということもありますが、何より娘が一般的なバラエティへの経験が無いから、絡み方が中途半端になってしまってるのです。
 娘が持っているバラエティへの適性というのは、内輪ネタによる面白さのみと言って良いでしょう。つまり、ハロプロという女子校的な空間内で完結した笑いということです。そして、その笑い(と萌え)をテレビ番組としてパッケージングしたものが、本来のハロモニであったはずです。
 そういう番組にタレントを投入するもんだからバランスが崩れてしまい、ヲタ向けの番組としても、また一般的バラエティ番組としても、非常に中途半端で酷い内容となってしまっているのではないでしょうか。
 もちろん、面白いときもありますよ。10月2日の人文字企画は面白かったです(もっともコレは以前からある企画で毎回ハズレが無いのですが)。ただ、全体を通して見たあと、ほとんど印象というのが残らないんですよね。
 あと、「エリック亀造」のコーナーはどうなんでしょうか? まぁこのハロプロ商品の宣伝的コーナーに面白さを求めるのは筋違いなんでしょうけど、それでも今までチャーミー石川やらテンパる小川やらエリザベスキャメイやらを生んできましたから、それなりに見所のあるコーナーという期待はして良いハズなんです。が、今のグダグダっぷりときたら…。しかも、グダグダなクセに余韻を残す編集はしてなく、妙なスピード感で進行しますし。
 まぁ、結局は宣伝しつつ中澤をイビるコーナーなんですが、冷静に考えると毎週毎週イビっているというのは凄い偉業ですね。
 色々書きましたが、個人的には番組がなっち不足なのが不満なだけかも知れません。

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