小泉自民党はいよいよ正気とは思えない行動が目立ってきました。反対派37人に対する公認無しは変わらず、対抗馬の準備・擁立が本格化してきました。
まず報じられたのが、小林興起の東京10区へ、小池百合子ですか。これは、小林にとっては非常に痛いでしょうね。
なにしろ小林は毎回、民主の鮫島氏と超接戦をやっているわけで、ここに小池を投入されて自民票が分裂すると同時に公明票が無くなってしまうわけで。机上計算では、鮫島氏が圧倒的有利になってしまいます。
しかしまぁ、送られてきた刺客が小池ってのもどうなんですかね。この人、中東情勢の専門家ではありますが、政治的ポリシーは皆無ですからね。なにしろ、日本新党→新進党→自由党→保守党→自民党と、要は政権・大臣ポストに魅入られてしまっているといいますか。キャスター出身でダーティなイメージはありませんが、中身があるかと問われると…。
他の選挙区でも同様の事が起きるのですから、コレは堪りませんね。選挙地盤の強い人でも、一気に苦戦に追い込まれてしまうでしょう。地元の支持者・県連次第ではありますが、一般の有権者からみればやっぱり「分裂」ですからね。
綿貫氏のような強靱な地盤でも確勝とは言えず。野田聖子を筆頭とする岐阜勢もどうでしょうか。
衆院選に向けての政局