まず過去の話を。
オレより上の世代の男子というのは、だいたい大なり小なりプラモ経験があるかと思いますが、オレから下の世代はミニ四駆をやって終わりというパターンも多く、やや微妙な世代なのかも知れません。
そんななかでオレは、一応はプラモをやっていました。といっても小学高学年から中学にかけてですから、カネが無くてそうそうキットは買えず、もっぱらタミヤ1/35 ミリタリーミニチュアの人形のセットをちまちまと作っていた記憶があります。
その後はラジコンに手を出して、スケールモデルのプラモ製作からは離れていきました。
( `.∀´)
オレはプラモを作ることが大好きですが、その一方で性格的にも技量的にもプラモ製作に向いていないことを自覚しています。
というのも、「手先が器用ではない」「丁寧でなく大ざっぱである」「細部へのこだわりが薄い」「(塗装や接着が)乾くまで待てない」タイプだからです。特に「丁寧でない」というのが致命的ですね。少しくらい不器用でも、手間を惜しまないでじっくり取りかかれる人ならば、立派な作品ができますから。
そんな自覚をしつつもプラモ作成が面白いのは、作っているその瞬間はそれだけに集中できるという、その没頭感が大きいのだと思います。
今回、20年弱ぶりに一台作ってみましたが、数日かけて腰をすえて取り組めたというのは、自分でもやや驚きがありました。一度始めると5時間とかはあっという間に過ぎてしまうのですが、時間を忘れて完全に没頭していました。久しぶりということで不慣れで緊張状態であり逆に集中出来たというのもあるかも知れませんが、それにしても今これだけの長時間集中を他のことではなかなかできないでしょうね。どんなに面白いゲームでも、数時間で途切れますから。
( `.∀´)
大人になっての趣味再燃ということで、例によって知識や形を先行して入ってしまっており、工具とかにカネをかけだしています。
エアブラシをどうするか迷ったのですが、悩んだ末に買ってしまいました。勿論コンプレッサも。カメラの趣味と比較すれば安いとも思えますが、それでもこれへの投資によってもう戻れなくなった感じもしますね。
塗料はタミヤのアクリルを主軸で行こうかと思って少し揃えたのですが、塗膜が弱く、やはりラッカー系にすべきかなと思い始めているところです。
積みプラという言葉もあるようです。積みゲーは既にデフォルトになっているオレですが、積みプラは避けたいところです…。
プラモ熱の再燃について