昨日の石田未来引退のエントリへいただいたtetsuさんのコメントがなかなかボリュームがありネタとして埋もれさせるよりもつなげたほうが面白そうでしたので、ここで。

今は、売り出すアイドルを選んでないですよね。将来は女優にと育ててもいないでしょう。若い時期だけ売れると割り切ってハイペースなリリースをする、使い捨て状態。夢はないですね。

 その通りだと思います。お笑いタレントなんかもそうですが、今は大量消費で使い捨てになってきていますね。
 このあたりは、一度ビジネスとして成立するとみるや、稼げるだけ稼ぐ、搾れるだけ搾り取ってやろうという、業界の流れというか手法なんでしょうね。そのときだけ売れれば良いという手法です。
 確かにU-15アイドルは事務所にとっては商品なのですから仕方のないことではありますが、一方で人材という面が殆ど考慮されていません。つまり育てるという概念が欠落しているんですね。育てる手間を省いて、使い捨てでもいいから「芸能界志望のアイドル予備軍」を扱った方が効率的という絵になっているのかと。
 逆に大手事務所とかで将来性がある素材とかは、U-15的な売り方は避け、早くから映画やドラマ等のメインストリームに乗せる感じがしますね。U-15というジャンルが持つマイナスイメージを付けさせない為に。少なくとも写真集やDVDや有料サイト画像売りの乱発をすることは無いですね。
 昨日のエントリと被りますが、石田未来当時というのは、ある程度将来性のあるタレントの売り出し方の一つとしてU-15というのがあったわけですが、ここ最近はU-15だから売るという、いわばU-15が目的であり終着である状態と言えるのではないでしょうか。
 引用前後します。

規制のおかげもありますが、質の高くないU-15アイドルのTバックとか着エロ系とかは、今はないですし、一見エロっぽく見える雰囲気の今時のU-15雑誌も、内容は昔の清純派アイドルの水着グラビアと大差ないので、そういう意味では本流が広がったと見たほうがいいのかなと思いました。

 確かに昔の水着グラビアと大差無くなったと見ることも出来そうですが、細部を見ますとやはり衣装やポージングに萌えやプチエロが入っており、またアイドルそのものの質も違うので、そのあたりが何とも。
 ただ確かに、清純派から萌えやプチエロまで含めて考えれば、一つの大きな本流であると言えますね。これ自体は歓迎すべきなのかも知れません。
 このあたりは、グラビアアイドルというジャンルの存在が大きいかも知れませんね。うまくまとめられそうにないんで、ここでは省きます。

ところで、昔のアイドル歌手が女優に転身というパターンも多いですが、ハロプロ系は今後どうなりますかねえ。
加護ちゃんが一番乗り?w

 ハロプロの場合は、元々が女優系を意識したオーディションや育成をされてないと思いますので、なかなか厳しいところでしょうね。勿論演技のレッスンはするでしょうけど、仕事のメインは歌とダンスですからね。
 例えドラマや映画に出たとしても、その殆どはいわばアイドル女優としてであり、またそれ用の枠もあったりするわけですから。つまり、「このアイドルは人気があるから起用する」というレベルであって、決して「この女優はこの役にピッタリだから起用する」などというものでは無いわけです。
 なっちやあややクラスでも、多分そんな感じだと思います。ハロプロの中では、本格的な女優または女優志望というのは、いないと断言できそうですね。

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