Category: JRA


戯れ言(三連単)

 三連単って、つくづくイヤらしい馬券だと思います。堅くみえる組み合わせでも、簡単に万馬券となってしまいます。確率論的に言えば組み合わせ総数が莫大な数なので、一点あたりの的中率は他の馬券よりも遙かに低いですが、実際は人気が割れて多点買いでもガミる可能性が薄く、マルチやフォーメーションといった買い方を駆使して何とか当てようと尽力するのです。
 当たった時のインパクトが大きいのでついついハマってしまいますが、冷静になってみると三連単では取りこぼしたけど馬連だったら当たってた、といった事も多々あったりします。
 一つ言えることは、三連単が出始めた頃、「三連単って宝くじ馬券だよな」といった声をよく耳にしました。オレもそんなような事を言っていました。確かに確率論的にはその通りなんですが、フォーメーションを用いることによって、自分の予想の細部まで馬券に反映させることが出来るという意味では、単勝・馬単に続く非常に素直でストレートな馬券であると言えるでしょう。

フェブラリーS回顧

 2/20 15:35〜 北海道、キロロのマウンテンホテル(ゲレンデ間近のホテル)の従業員用食堂のテレビにて、フェブラリーSをリアルタイム観戦してました。なぜ従業員用の食堂に一般客のお前が入っているんだ?というのは聞かないで下さい。しかも泊まってるホテルでも何でもないし。
 さて、フェブラリーS。観ていて鳥肌が立つような、久々に競馬でシビれてしまった、そんなレースでした。まずドンの致命的な出遅れから始まり、先行するハズのユートピアも行き脚がつかず後方から、逆にスタートダッシュを決めたボーラーは独り旅で飛ばす飛ばす。暴走ともとれる、1000mを57秒8のペース。日本一長い府中の直線、入り口ではセーフティリードに見える後続との距離が、残り200mを切ったあたりで怪しくなってくる。猛追するシーキングとヒシ。でも粘りに粘るボーラー。結果、レコードタイムでボーラーが押し切りました。
 強い。強い競馬。馬場状態や他馬の出遅れが有利に働いたにせよ、強かったです。

フェブラリーS前日予想

◎メイショウボーラー
○アドマイヤドン
▲シーキングダイヤ
 湿った脚抜きの良い砂で、ボーラーの頭は鉄板ではないでしょうか。ドンは以前ほどの勢いは無くなってきているとはいえ、大崩も考えづらいです。シーキングは前走距離不適であのレースでしたから、今回はチャンスあるでしょう。
 これ以外の馬は、トップ争いには不要だと思います。