・シーザリオ号 海外遠征情報12 〜アメリカンオークス(G1)みごと制覇!!〜
グリーンチャンネルでの生中継は見なかったんですけど、レースみたらかなり良い内容でしたね。(※上記JRAサイトより、レース動画見られました。)
ゲートも良かったですし、勝負所で自分から動いて勝ちにいったわけですから、満点の内容でしょう。祐一もオークスの時とは違い(笑)、ミスなく乗りましたね。
しかし、この件が読売新聞の夕刊の一面に大きな写真とともに載り、またNHKの19時の全国ニュースでも報じられるとは、意外でした。
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というか既に前日ではなく当日だったりするのですが。
今年の安田記念はとにかく混戦というか、抜けた存在がいないので軸馬選定が非常に難解です。香港馬も3頭きましたし。
こういう時は、意外と地味なジョッキーが活躍したりするもんです。というわけで、
◎ダイワメジャー(柴田善臣)
を推奨しておきます。いやー前売りで一番人気なんですが、ヨシトミがGIで一番人気なんて滅多にないですからね! これで勝ったら2chでは祭りが起こりそうですよ。「平場の帝王」が遂に牙をむく時がきたのかも知れません。頑張れ、大先生!!
うーん、やっぱりディープインパクトは強かったです。というか、ちょっとこの世代の中では抜けすぎていて、他の馬が弱すぎに見えてしまいますね。
今日もスタートは良くなくて、後方からの競馬。でもコース幅が広く直線も長い府中ですから、これはさほど致命的では無し。
3角で外に出すとそこからマクリ気味に上がっていき、直線は内ラチ沿いで粘るインティライミを大きく離れた外から余裕たっぷりに交わして、最後は5馬身離してゴール。
タイムは2分23秒3。昨年のキングカメハメハが出したレコードタイムとタイ。去年は超高速馬場でしたから、馬場差を考えれば時計的にも高い評価ができます。
皐月賞の時も思ったんですけど、この馬は直線でも全くヨレないでキレイに真っ直ぐ走ってくるんですよね。非常に軽やかで綺麗なフォームと言いますか。
サラブレッドは普通、全力で走ると真っ直ぐ走れないものなんですが、この馬についてはそれは当てはまらないのかも知れません。他馬がバテて苦しい中、コイツだけ楽々走っているのも大きいですね。
パトロールビデオをキャプチャして、上記の件を明示してみます。
上が残り400m地点、下がゴール板前です。赤丸がディープインパクト。
もう、見てすぐにわかりますよね? 残り400m地点ではまさに横一線で並んでいて、ディープの外(左側)にも馬がいます。ところがこれがゴール板前になると、ディープの外に馬はいなくなります。つまり、通常この場合だと外の馬は内側(右側)に寄りながら走ってしまいます。ところがディープただ一頭だけが、そのまま外のコースを真っ直ぐと突き進んでいます。
オレも割と長いあいだ競馬を見てきましたけど、府中の2400mのGIという非常に厳しい舞台で、こういう走りをする馬というのは見たことがないですね。それが何を意味するかは置いておいても、この件だけでも非常に稀有な存在であると言っておかねばならないでしょう。
( `.∀´)
ただ、全く穴がないわけではないと思います。府中のような紛れの少ないコースならば問題ないんですが、直線の短いトリッキーなコースだとハイペースで飛ばす逃げ先行馬を捕まえられずに負けてしまうというパターンが考えられます。例を挙げれば、ミホノブルボンの様にハイラップを精確に刻める逃げ馬に完璧な走りをされてしまった場合ですね。
これを防ぐには、前目でレースを進める事が出来、なおかつ器用さを持たねばなりません。脚質転換というほど大袈裟では無いにしても、何かしらの意識変革は必要でしょう。
( `.∀´)
秋以降のローテーションは、まぁ間違いなく菊花賞→有馬記念でしょうね。菊花賞後に余裕があれば、間にジャパンカップを挟むことになります。要は「三冠」+「古馬対決」を実現するローテーションですね。
ただ個人的には、もはや形骸化していてあまり面白みのない菊花賞よりかは、古馬と外国馬を相手に立ち向かうことになるジャパンカップを第一目標にした方が、今後ということを考えても非常に面白みがあると思うんですけどね。3000mクラスのロングディスタンスのレースなど、世界的にも国内的にも価値が無くなってきてますし。
そういう意味では、ジャパンカップを制して早々と海外遠征を決めたエルコンドルパサーの路線というのも悪くないでしょう。一発勝負での海外遠征はメリットも薄く勝機もあまりありませんが、計画的に滞在して狙うのであれば大歓迎です。
( `.∀´)
競馬について長々と書くことはあまり無いのですが、年に一度のダービーということでお許し下さい。長々と書くに値するというか、長々と書いてしまわずにいられない馬が出てきたということなのです。
まぁとにかく、故障なく無事に歩んでいって欲しいものです。
うーん、今年は何のひねりもなくイクしか無いという風潮です。
◎ディープインパクト
オレは皐月賞前から、この馬はダービーこそ確勝だと思っていたのですが、まさか皐月賞であんな不利がありながら完勝してしまうとは思いませんでした。中山に比べればコースが広く紛れも少ない府中ですから、ここはヒネくれる必要は無く、例えどんなに人気だろうと推すしかありません。
相手は難しいですが、皐月賞組は魅力ありませんね。別路線組から、インティライミやニシノドコマデモが面白い存在だと挙げておきましょう。
まぁ普段競馬見ない人ばかりだと思いますが、年に一度のことなので日曜午後3:30くらいからテレビをつけて、赤い帽子5番の馬に注目してもらえればと思います。10年に一度の歴史的名馬になるかも知れない馬の走りをLIVEで見られるわけですから。
いやーシーザリオ強し。その一言でした。やっぱり一頭だけ次元が違っていましたね。あれだけ不利・ロスがあっての勝利ですから、内容的には完勝でしょう。強かったです。
F1モナコGPが面白かったので無理矢理引っ張ってくるとすると、まずスタートで出遅れました。これは折角3番手グリッドを獲れたのに発進遅すぎで横からフィジコとトゥルーリにヤラれてしまったウェバーに相当します。
んで徐々に自分のペースで走れるようになってきて勝負所を迎える…おっとここで前が壁になる不利。これはファステスト更新でいいペースになってきたのにフィジケラ渋滞にハマってしまったミハエル、ないしはアルバース壁に激突しそうになって慌てて急ブレーキをかけた諸ドライバーに該当します。
そんな不利がありながら最後は次元の違う脚を見せつけて勝ってしまいました。これは誰にも該当しませんね。速さだけみればライコネンですが、彼は逃げ切り勝利でしたし。
まぁ激しいレースになりましたけど、ユタカ以上に今年はGI運が良いユーイチ、そして実力はありながらなかなか表彰台に上がれなかったウェバー、二人ともおめでとう。
フィジケラ渋滞を打破せんと果敢に攻めていったトゥルーリに相当する馬はさすがに思いつきませんでした。騎手そのもので言えば、アンカツが該当しそうですが。
というか、こんな書き方してると自分でも混乱してきました。でもモナコGP、面白かったです。毎年スケジュール的にはダービーと重なるんですけどね。今年はF1が一戦追加になったということで若干ズレたのかな?
◎シーザリオ
今年はこれしか言うことがありません。対抗がどうの単穴がどうの言う必要もないでしょう。単勝支持率50%を超えるかも知れませんが、まず間違いなく圧倒的なパフォーマンスを見せてくれることと思います。
馬券的には単勝にブチ込むか、三連単でシーザリオを一着固定にして二・三着に人気薄を絡めたBOX or フォーメーションで遊ぶか、これくらいでしょうか。
既に数日たっていますが、5/8に行われたNHKマイルカップの感想でも。
強かったです、ラインクラフト。落ち着いてスローになってしまったペースの利というのも多々あるでしょうし、終始内を進めて4角〜直線でも内ラチ沿いをぴったり進めたというロスの無さも大きかったと思いますが、特筆すべきは好位で折り合って末脚も確実という完成度の高さですね。この時期の牝馬では通常考えられません。
今後について考えると、とにかく夏を越しての成長が見物ですね。現時点での完成度はダントツでも、もう伸びしろが無いのならば秋華賞をはじめとする秋の路線はそう簡単ではないでしょう。
2着デアリングハートは、今までラインクラフトと差のない競馬をしてきた馬。これは人気の盲点だったのでは無いでしょうか? さすがに牝馬ワンツーというのは考えづらかったのは確かなんですけども。
3着以下に沈んでしまった牡馬勢が少々だらしないですが、後方一気タイプの馬に人気が集まってしまいましたからね。このペースでは、いくら府中の長い直線と言っても厳しかったのでしょう。何せ前が止まらないわけですから。
1着スズカマンボ(安勝)、2着ビッグゴールド、3着アイポッパーという結果でしたけど…。
うーん、外したからこういう事言う訳じゃないんですけど、GIレースとしての価値が全く無いレースだったと言わざるを得ないですね。直線、並べの状態から内目を上手く抜け出したスズカマンボは確かに良い内容だったのですが、レース全体のレベル、そして天皇賞が本来持っていた意味というのを含めて考えると、果たして今の天皇賞(春)というレースにどれほどの価値があるのかと、かなり疑問に思ってしまいます。一言で言えば、ロングディスタンスのグレードレースの需要が殆ど無くなってきている象徴なのではないかと。
予想は書きませんでしたが、今日は中山で皐月賞が行われていました。
人気はディープインパクトの一本被りで、まぁ今までのレースっぷりを見れば強いのは明白。なのですが、三冠のうち一番紛れのある中山2000での皐月賞においては取りこぼす可能性もそう低くないんじゃないかと判断し、予想的にはマイネルレコルトに注目してました。
んで結果は…スタートでの躓きも何のその、ディープが2馬身半差での圧勝でした。何というか、この馬が本気で走った姿を初めて見せつけられたというか。とにかく強い、強すぎるという印象しかありません。パトロールビデオを見ても、直線でヨレてないのはこの馬だけでした。
個人的には皐月賞よりもダービー向きだと前から思っていて、皐月賞では取りこぼしてダービーで少しでも人気を落とすというのを期待していたんですけど、そういう卑しい気持ちを木っ端微塵に打ち砕かれた感じですね。ダービーもこの馬で間違い無いと断言してしまってよいでしょう。
2着に人気薄シックスセンスが突っ込んできまして、ディープ絡みにしては高配当となりました。このシックスセンスは道中後ろめで馬郡の中。4角ではディープより後ろに位置していましたが、そこからの伸びが素晴らしかったですね。ただ、こういう馬は次走でも同じ走りが出来るかというと疑問符が付くタイプ。どこまで信用して良いモノか難しいところです。
3着以下はまぁ順当な結果でしょう。マイネルレコルトは、内枠の利を活かすことよりもスムーズな競馬をすることを優先したようで、道中から4角は外にまわしていましたね。
JRA的には、あるいは競馬ファン的には、三冠の期待が持てるスターホースの誕生ということで、今年は多少は盛り上がりそうです。
・「即PAT(ソクパット)」((株)ジャパンネット銀行と提携した電話投票サービス)について
JRAのPATサービスにおいて、JNBの口座所有者が面倒な手続きなしにPATサービスが受けられるようになるとともに、今までは不可能だった土日入金も可能になるということです。
うーん、便利は便利でしょうけど、これで競馬破産者が増えそうな気も…。