Category: ETC


メール便の信頼性 *3

・12/12、ヤマトから連絡入るも「まだ見つかっておりません」という内容のもの。落札者へ「15日まで待ってみて、それまでに発見の報が無ければ返金」という提案を出し、了承される。
・12/13、ヤマトより「未だ見つかっておりません。」。
・12/14、ヤマトより「未だ見つかっておりません。大変申し訳ありませんが紛失の可能性が高いと思われます。」と。また、内容物について市販品(=再生可能品)かどうか問われ、そうであると答える。「であれば今回はこちら側のミスでありますので、本来は補償は無いのですが、今回は補償させていただこうかと思っています…」と。さすがに信用問題としてきたか…。
・12/15、ヤマトより「未だ見つかっておりません。これだけ探しても見つからないので、紛失扱いとさせて頂きたく思います。」と。以下、内容物についての簡単なやり取り。ネットオークションによる個人売買の品物で、送料含め○○円で取引が成立した、相手が返金による解決を了承していることなど。「つきましては明日の夕方〜夜、配達員を向かわせ、○○円を内容物の補償額としてお支払いします。できましたら、内容物の証明となるような簡単なもの(=相手とのメールとか)をご用意しておいてもらえますでしょうか?」と。本来メール便は運賃以外の補償はないのだから、こちらとしては断る理由はなし。チッ、しょうがねぇなという感じでOKしつつ、心は割とラッキーと。
 落札者にここまでの経緯をメールで伝える。
・12/16夜、配達員が来て補償金を受け取る。間に配達員が入ったことで微妙に前日の電話の内容とズレがあったが、ともかく取引代金は受け取った。
 落札者に取引代金の返金があったことを伝え、口座番号を教えてほしいとお願いする。翌朝口座番号を明記した返信メールあり。
・12/17夜、ヤマトより連絡入る。今度は今まで対応していたところとは違うセンターからで、「△△様へのお荷物ですが、こちら住所が…」云々を言い出す。なんと商品がこのセンターに返されてきたというのだ。どうやらこのセンターは事の経緯を全くわかってないようだったので、一から説明した。「では、こちらはとりあえずお客様のところへ返送すればよろしいのですね?」と言うのでもちろんイエス。しかし、既に取引代金は別のセンターから受け取ってしまった。その旨を伝えると向こうも困惑した感じで、「では、その対応をしたセンターと連絡をとってみまして、お客様へは明日またお電話します」と。
 商品が見つかったことは何よりなのだが、ヤマトの各センター間の連携のとれてなさに驚く。何のためにバーコード管理してるんだよと…。
 落札者へこの事を伝え、返金はとりあえず待ってもらうことにする。
 以上がここ数日の経緯です。補償ということで取引代金分を受け取ったことにより今回の件は終了したかと思っていましたが、ここにきてまた状況が変わってきました。
 ひょっとしたら返送というのはこのくらい時間がかかるものなのかもしれませんが、それにしてもヤマト側の連携の悪さが目につきますね。運送の経路の把握が曖昧過ぎというか、全くできてないわけですからね。これはちょっと酷いでしょう。
 まぁしかし、もうウンザリしてきましたね。まぁそれでもオレはまだいいとして、落札者は本当にウンザリしてるでしょうね…。申し訳ない。

耐震偽装問題についての雑感

 衆議院の国土交通委員会で、関係者の証人喚問が行われました。まぁようやくというか。それを見ての雑感など。
 姉歯氏は、この問題において偽造を実際に行った張本人であるので必然的に注目されるわけですが、今後は全体像が明らかになっていくにつれ、この人への非難の声はやわらいでいくでしょう。
 結局この人のやった事というのはいわば常人のボンクラ的なものの象徴というか、誰しもが持ち合わせている弱さによるものであって、存在としてはそれほど特異なものでは無いと言えるでしょう。始めから悪いことをしようと思って建築士になるヤツはいないわけで、何故悪さに手を染めることになってしまったかに焦点を絞ってみれば、シンプルに捉えられるでしょう。
 勿論いかなる理由があったとは言え、この人のやった事は許されることではありません。しかし、ウィークポイントを突かれる状況においても己の信じる正しい道を突き進める人など滅多にいないわけで、いわば聖人でもない限り、誰しもが姉歯になってしまう可能性を誰もが否定できないでしょう。事の大小が違うという意見もあるでしょうが、本質的な違いがそこにあるとは思えません。
 篠塚支店長は、悲しきリーマンの姿が見え隠れします。営業成績第一主義にしか自己の価値を見いだせないというか、そこにしか価値がないのがリーマンというか…。
 この人の答弁は矛盾がありましたね。姉歯氏に「鉄筋を減らすように」という指示をしたことは認めても、そこに法的基準を無視しろというニュアンスは含めて無いと。これはおかしいですよね。支店長は姉歯氏を「耐震設計のプロ」としているのに、その姉歯氏に「これ以上は無理」と返されても再三にわたって「もっと鉄筋を減らせ」「従わないと事務所変えるぞ(=クビ切るぞ)」と言っているわけですから。プロがもう限界であると言ってるのにそれ以上の鉄筋減らしを無理強いしているわけですから、これは明らかに支店長が法的基準を無視しろというニュアンスを含めたに他ならないでしょう。「法的基準を無視」を「耐震効果が無くても構わん」と置き換えても良いですね。これだけわかりやすい論理矛盾も無いと思いますが…。
 木村社長はよくわかりません。耳が遠いということですが、肝心なところになるとボケるわけですから。
 内河所長は、すっかりマスコミ(ワイドショー)で黒幕扱いになってますね。実際に黒幕なのかどうかはわかりませんが、少なくともこの人には大人の世界というか黒い世界というか、そういうのが感じられますね。民主党の馬淵委員から四ヶ所氏(これも相当珍しい名前ですね)のメモを明らかにされたのはかなり大きかったですね。これを知らぬ存ぜぬで切り抜けるのはまず無理でしょう。
( ´ Д `)
 視聴率がとれるのでそうしてるのでしょうけど、ワイドショーなどちょっと騒ぎすぎですよね。まぁ毎度のことですが、マンションの住民へのインタビューとか、不要でしょう。意図的な「現場の声」ほど要らないものはありません。

メール便の信頼性 *2

 昨日と今日でヤマトより計3回の電話あり。いずれも内容は「未だ見つかっておりません。」というもの。発信元が毎回変わっており、各センターをたらい回しされている感じです。
 故意であれ偶発であれ、内容物に補償が無いメール便ですからこういった事故が起きてしまったら、最後は諦めるしかないのはわかっています。それが嫌なら、書留以上の方法をとればいいんですし。
 だけれども、折角バーコードで管理されているメール便なのだから、せめてどこでロストしたとか、何が原因なのかといった事を明らかにして欲しいものです。
 また、差出人のところに電話番号を書くことを義務づけているのに、何故こちらから問い合わせするまで、何の連絡もよこさないのでしょうか。メール便の案内ページには、「お届け先ご不明時の確認等のため、ご連絡させて頂く場合がございます」と記されています。まさに今回のオレの場合は住所が存在しないという理由なのだから、連絡があって然るべきだと思うのですが。
 あんまり落札者を待たせるのも悪いので、期日を設けてそれまでに返ってこなかったら返金することにしました。
 ヤマト側はどうするつもりなんでしょうね。もし見つからなかったら、連絡の頻度を下げて、最後はフェイドアウトするのでしょうか。運賃の返金請求くらいはしないとな…。
(参考)
クロネコメール便

メール便の信頼性

 ヤフオクで写真集やDVDなどを出した時は発送方法にヤマトメール便か冊子小包郵便を使うのですが、メール便の方が若干安いのでメール便を選ぶ落札者が結構多いです。
 オレもメール便は安くて良いと思うのですが、それでもやっぱり冊子小包や定形外と比較してしまうと、値段なりの差があるというか、サービスの質は決して高くないなぁと思ってしまいます。
 先日オレが発送した写真集が住所間違い(住所が存在しない)ということで、返送されることになりました。「西」という一文字を入れなかったオレが悪いのですが、問題はその後のヤマトの対応。これが、待てども待てども返送されてこないのです。メール便追跡をみても全然更新されてないし、これはさすがにおかしいと思い該当のサービスセンターに電話してみました。確認しますので折り返し連絡しますと。んで二時間後に電話があり、「どこかの集配センターで止まっている可能性がある」とのこと。なので、「お客様の出された荷物の特徴を教えて下さい」と。おいおい、問い合わせ番号で一括して管理してるんじゃねーのかよ…。そして再び二時間後にまた連絡あり、「今現在二カ所で調べましたが今のところ発見されてません。範囲を広げて探してみて、明日また連絡します」と。
 うーん、ヤマトさんよ、これはマズイでしょう。どういうシステムなんだよと…。
 確かに郵便事故や配送事故でモノが紛失する可能性が常にあるというのはわかりますが、いざ実際遭ってみるとこれほどやるせないものは無いですね。何しろカネを出して発送をお願いしたものが無くなってしまうのですから…。
 メール便は運賃以外の補償はありませんから、本当に紛失したのなら自腹で落札者に返金しなければなりませんね。落札者が非常に紳士的な対応をしてくれているのが救いです。

ヤフオク出品雑感

 それなりに多くの数の写真集やムック本などを出品しましたが、だいぶ捌けてきました。思ったよりも値段が上がったものもあれば、どうしてこれが入札されないのというのもあり、まさにオークションらしい不安定さを目の当たりにしています。
 それにしても、出品終了したあとの落札者のメールレスポンスがあんまり良くなくて、ちょっとストレスがたまります。オマエ、この商品が欲しくて落札したんだろう? それなのにこちらからのメールに反応しないって、何なのよと。終了直前まで他の入札者と競り合っていたにもかかわらずメール出したら無反応というヤツもおり、さっぱりわけがわかりません。反応が無い、反応が悪いというのが、一番困りますからね。忙しいので入金がだいぶ先になります、とかなら全然許せるんですが。
 出品に関しては、
■@即売くん2.66 Light − オークション出品支援ソフト
を今回から使用してます。こういう出品支援ソフトは他にありますが、使ってみるとなかなか便利ですね。手軽にテーブルを使ったデザインが出来るばかりでなく、重量などを選択すると自動的に送料なども計算してくれますし。
 オレは今まで送料の計算が面倒でしたので殆どの出品において「送料込み」か「送料着払い」としてきましたが、このツールの使用により送料を明記するスタイルにかわりました。結果的にそれが良いことなのかどうかはともかくとして、少なくとも発送方法や送料を明記しない出品よりかははるかに食いつきが良くなるのは間違いありません。
( ´ Д `)
 梱包については、写真集ということでA4サイズ超のものが多く、なかなか苦労しています。コレクターズアイテムでもありますから状態を気にする落札者も多いと想像できますから、包装・梱包にはそれなりに気をつかわないといけません。
 ハードカバーの写真集は、エアキャップ(ぷちぷち)。ソフトカバーのものは、ダンボールでサンドイッチ。これが梱包の基本となります。あと本は濡れたらアウトなので、クリアパック(透明度の高い袋)に入れます。これは商品を状態良く見せる効果もありますね(古本屋が使う手法)。
 でかいサイズの写真集は、B4サイズ以上のでかいクラフト封筒を売っているところが近場には殆ど無いので、A4サイズのものを2枚使って包装してます。慣れてくると結構それっぽく仕上がります。
 ゲーム屋でバイトしていた頃、例えばクリスマス時期にPS2本体を購入した客に「プレゼント用に包装してくれ」なんて言われると、結構困っていた記憶があります。なんせ客を待たせるわけにはいきませんし、他の客が待っている可能性もあります。センス悪いとか思われたらどうしようとか考えてしまうと、もうテンパってしまいましたね。
 それに比べると、ヤフオク出品物の梱包というのは何ら縛りが無く自由気ままに出来るのでなかなか楽しいですね。まぁどんなに頑張って梱包したところで、「非常に良い」という評価以上のものが与えられるわけでもなく、単に自己満足に過ぎないわけですが、やっぱりこういう工作的作業というのは、結構面白いもんです。勿論、面倒臭いというのと表裏一体ではありますが。
 本を挟むのに使う板ダンボールが尽きたので、ヤフオクでGET。また、エアキャップ(ぷちぷち)のロール(40cm*42m)も業者から買ってしまいました。手間と費用に関しては、全然割にあっていませんね。

うぉぉ、上がれぇぇ!! 食いつけぇ!!!

 不要な写真集などをヤフオクに放出していますが、食いつきが悪く入札があっても値が上がりません。開始価格など欲張ってしまったのでしょうか。あと2時間、何とかお願いします!!
 しかし写真集は元々の単価が高いのである程度の価格で出品できますが、600〜1000円くらいのムック形式の写真集の扱いが難しく悩んでいます。送料もありますから、ほとんど値段がつけられません。梱包・発送の手間を考えると、地元の古本屋に捨て値で譲った方が割がよいかもしれませんね。まぁゴミとして普通に捨ててしまっても良いのですが、それはそれでどこか引っ掛かります。

最近の秋葉原

 ここ数年でアキバは大きく変わりました。オレにとって居心地が良かったアキバは、もう殆ど無くなってしまいました。
 まぁアキバという街は昔から変化が止まらない街であり、その時々のヲタク達の心を掴む商売をしてきた街でありますから、オレの嗜好が今のアキバのそれと合わないという、ただそれだけの事なのではありますが。
 市場時代から始まり自作ラジオ、アマチュア無線、ピュアオーディオ、マイコン、パソコン、ゲーム、アニメ、そして萌えビジネスへ…ここまでコロコロと変化する街というのは、他に無いんじゃないでしょうか。
 オレの趣味趣向とアキバの関係性の歴史はここでは省きますが、まぁオレはアニメに殆ど興味が無かったですからね、そのあたり(エロゲ、ギャルゲ含む)がよく目に入ってくるようになってきたあたりから、少しづつ違和感を抱いていました。時期的には、ミナミのビルがT-ZONEミナミからLAOXにかわったあたりでしょうか。
 まぁそんな昔話は置いといて、最近の萌えビジネスとやらは流石にやりすぎじゃないですかね。メイドカフェなどまるでアキバの代名詞かのような存在になってきてますからね。ガシャポン会館の上階にキュアメイドカフェが出来た当初は、誰がここまで流行ると予想出来たでしょうか。
 アイドルの販促イベント(握手会・ミニ撮影会など)も有名になってきました。イベント自体は良いとは思うのですが、そこに集まる連中のキモさが凄いですね。寒すぎます。オレもアイドルは大好きですけど、あの連中に混じって何かをしたいとは全く思わないですね。というか混じりたくない。彼らと同化したくない。怖すぎます…。
 電車男のヒットもあり、マスコミがこれらを面白おかしく扱いだしていますが、実際に今現在アキバに通っている人達はこれをどう思っているのでしょうかね。何かメジャーっぽくなってきて嬉しいのか、それとも静かにしておいて欲しいのか。
 なんか、「ヤマンバ 女子高生 渋谷」といったキーワードで作られた「トゥナイト2」のレポートを思い出してしまいます。一言で言えば、「色物」なんですよね。忌み嫌うものなのか、卑下するものなのか、或いは異文化を持つ研究対象としてなのか、番組や記事によってそれは違いますが、「アキバ」と「そこに集う人々」は間違いなく「色物」として扱われています。
 PCパーツの店がある程度存在する限り適度にアキバには行くと思うのですが、中学高校時代や自作PCブームの頃のような居心地の良い居場所としてのアキバは無くなりました。
 飲食店の急増・ドンキホーテなどはオレからすれば下の下であり、ヨドバシカメラもアキバには不要なものとしか思えません。しかしこれが今のアキバなのであり、変化し続けるアキバというものの本質がリアルタイムに垣間見えます。
 ある程度のスパンでアキバを観察していると、ずっと同じ場所でやっている店など殆どありません。シスペック、スタンバイは遙か昔に、牛丼どんどん、喫茶東洋などよく行く店が無くなるのはもはや日常茶飯事のこと。オレの中でかわってないのは、神田川の汚さとサンボとかんだ食堂と秋月と富士無線くらいですね。
 特に結論や主張があるわけではないので、この辺で終わります。懐古厨の戯言はキリがありませんので…。

今日の海浜幕張

 海幕周辺、モーターショーと日本シリーズのWパンチで、相当炸裂したんじゃないかと想像してしまいます。まぁ時間帯が少しズレているわけですけど、凄い人出だったんでしょうねぇ。

犬から逃れる為の北海道旅行 回顧 *2

 続きであります。
◎9/23 3日目
・千歳〜(JR)〜苫小牧
・苫小牧でレンタカー借受
・苫小牧〜(レンタカードライブ)〜室蘭
・東室蘭泊
・フェリーの中で寝過ぎたのか、何と1時間ちょっとしか眠れませんでした。うぅぅ…。こんな状態でのドライブは危険極まりないのですが、行動するしかないですからね。
・ちなみに天候は日中は曇りでイマイチ。午後過ぎからは晴れてきましたが。
・千歳駅周辺にレンタカーの営業所が無かったため、苫小牧店での借受となりました。ここも駅から離れた場所にあり、徒歩で30分位かかってしまいましたが。
・一番安い1000ccクラスを希望していたのですが、店舗の都合でそれよりワンランク上のヴィッツを借りることになりました。センターメータは好きでないのですが、仕方なし。
・この日必ず寄りたかったのが、オコタンペ湖。まずは支笏湖に向かいます。国道276号を使うルートではなく、道道141号を用いたルートを採用しました。振り返ってみると、これは大正解でしたね。通行量は限りなく少なく、すれ違ったクルマは数十台でした。勾配はそんなにきつくなく、またいろは坂のようなヘアピンカーブもなく、いわゆるワインディングロードであり、ドライビングが純粋に面白かったです。終盤、樽前山への道との分岐点からはダート路面となり道幅も一気に狭くなりました。スピードこそ出しませんでしたが、これもなかなか面白かったです。
・さて支笏湖畔に着いたわけですが、何と支笏温泉から先の道が落石により通行止めとなっていました。要は、この日の最大のハイライトと設定していた、オコタンペ湖に近づくことすら出来ないということなのです。対岸にある小道も通行止めとなっており、これは非常にガッカリしました。あぁ…。
・以降は、各地にある道の駅を目的ポイントとし、そこで小休止しつつ室蘭に向かいました。
・12:00フォーレスト276大滝着。隣接の「きのこ王国」の方が繁盛している気が…。巧い商売ですな。
・12:45そうべつサムズ着。ここは簡素な道の駅でしたね。ここに至るまでの温泉街はなかなか情緒がありそうでした。
・昭和新山に寄り道。有料のロープウェイや駐車場は利用しませんであくまで周囲のドライブにとどめましたが、なかなか迫力ありますね。有珠山を正統的な山だとしたら、こちらはとにかく異端な存在であるわけで。
・14:00だて歴史の杜着。ここは施設が大きく、道の駅というより一個の巨大観光施設ですな。なんか冷めてしまって、すぐに出てきてしまいました。
・そのまま海沿いの国道37号を通り、室蘭へ。室蘭へ近づくにつれ、工業地帯としての雰囲気が徐々に感じられてきて、妙にワクワクしました。
・この室蘭というのは非常に色々な面を持つ土地で、港町として、鉄鋼所を中心とした工業地帯として、住宅地として、そして観光地としての面を持っているのであります。外洋側は断崖絶壁であり、狭い空間の中で非常に起伏に富んだ土地が形成されていました。つまり、ポイントが少しずれると全く違う色を見せてくれる街であり、また色々な要素が混在している、非常に見ていて飽きない街であると感じました。
・室蘭一の観光名所?である、地球岬(=チキウ岬)に寄りました。最初、カーナビ通りに進んでいたら、いきなり行き止まりにぶち当たってしまってしまいました。これがあるからカーナビに全幅の信頼を寄せるのは危険ですな…。
・地球岬はさすがに有名な観光名所だけあって、迫力ありました。絵的な迫力ではなく、感覚的な迫力の方が強いので写真ではなかなか表せませんでしたが。
・室蘭駅よりも東室蘭駅の方が若干栄えているらしく、この日の宿泊先も東室蘭駅周辺。かなり古いホテルでびっくりしました。コイン式のビデオデッキなど初めて見ましたよ。
・夕食をとるために東室蘭駅前を探索。が、駅前とは思えぬほどの寂れっぷり…。駅から少し離れたところに、喫茶・軽食処を発見。ここでいいかと思い入店。が、いざ入ってみるとカルチャーショックを受けてしまいました。まだこんな店が存在するのかと! 店内のつくりは、場末のキャバクラの様な感じで、テーブルはゲーム筐体! オレはゲーム喫茶のリアルタイム世代ではなく、ゲーム筐体をテーブルにした喫茶店などもう15年位前に見た限りでしたが、まさかこんな所で目にすることになるとは思いも寄りませんでした。
 店のつくりだけでなく、客層がまた良い味でてまして、地元のオジサン・オバサンだけで構成されていました。若い奴なんていません。奥の方の席ではオッサン数人がテーブルを囲んで、あれやこれやと何やら騒いでいます。どうやら将棋のゲームをやっているようです。オレの隣の席では、70後半くらいのバアサンが、スロットゲームをやりながらコーヒーを飲みタバコを吸っていました。
 店員はオバサン二人。カツカレーを頼み待つこと5分。オーソドックスなカツカレーが届きまして、普通に旨かったです。
・この喫茶店は、オレの今回の旅の最大のハイライトであったと言えます。言葉ではなかなか伝えづらいのですが、こういう経験は日常生活ではなかなか味わえないですからね。食事・喫茶「パーク」さん、ありがとうございました。またいつか、寄らせていただきます。
・睡眠不足+慣れぬ地でのドライブで疲れまして、早々に眠りこけました。
( ´ Д `)
◎9/24 4日目
・室蘭〜(レンタカードライブ)〜札幌
・札幌すすきのでレンタカー返却
・正直、この日はすることがありませんでした。室蘭周辺の観光は前の日に終わっているし、かといってニセコあたりまで寄るとすると一気にハードスケジュールになりますし。なので、ゆっくり急がず、札幌までマターリドライブすることにしました。
・室蘭から海沿いの国道36号を通り、登別へ。登別から道道2号へ入り、あとはひたすら山道・峠道。なかなか勾配キツイところもありました。
・道道2号から国道453号へ入り、昨日訪れたフォーレスト276大滝でトイレ休憩。相変わらず、隣の「きのこ王国」の方が客が入っている…。
・国道276号を北西に進み、その後国道230号を札幌方面へ進み、望洋中山へ。がしかしここは非常に混んでいて、駐車場空き待ちのクルマが車道にはみ出している始末。これは耐えられんと判断し、その先にある中山峠のパーキングへ。ここはクルマが一台もなく、寂れていました。
・そのまま定山渓を通り過ぎ、札幌市内へ。レンタカー返却の前にスタンドへ寄り、満タン給油。24リットル入りました。借り受けてからのODOメーターは323kmと示していますので、約13.5km/lということになりますか。もう少し伸びてほしかったけど、起伏激しい道多かったですしね。仕方ないか。
・13:35にレンタカーを返却し、あとは適当に時間をつぶしてホテルへチェックイン。すすきのを探索する気は全くありませんでしたので、夕食に適当にラーメンを食べ、あとは早めに寝ました。
( ´ Д `)
◎9/25 5日目(最終日)
・札幌競馬場で競馬を満喫
・札幌〜(JR)〜新千歳空港
・新千歳〜(JAL)〜羽田
・いよいよ最終日。快晴で、暑かったです。半袖着ました。
・この日はJAL最終便で東京に帰るという必須事項以外は、特に何も予定を設けておりませんでしたので、ちょうど開催中だった札幌競馬場にて競馬を満喫しました。まぁそんなの全国どこでも出来るんですけれど…。
・競馬場に向かう前に、札幌駅地下飲食店街「パセオ」にて、朝食兼昼食をとりました。入ったのは「サンローゼ」という喫茶店っぽい店で、ここでホワイトソースオムライスを。これが、旨かったです。恐らくソースはレトルトものなんでしょうけど、具だくさんでした。ライス自体の量も多く、かなり満腹になりました。というか苦しい…。
・この札幌競馬場で少し驚いたのは、家族連れ・カップルの多さでした。関東の中山競馬場や府中競馬場に比べると、格段に多かった感じです。ギャンブルの賭場という色よりも、一個のレジャー施設としての色が濃いのですね。
・競馬の方は、一応プラスでした。阪神で行われた神戸新聞杯でのディープインパクトは強いの一言。
・競馬が終わり札幌に戻ってきたものの、することがなく時間が余ってしまいました。空港に向かうにはまだ早い時間で、中途半端な余り方。仕方なく、ひたすら歩き回りました。今まで足を踏み入れたことのなかった、駅より北側をメインに、ウォーキングと。
・頃合いを見計らってマックに入りハンバーガーを喰らい、それから空港へ。空港でも時間が余りに余ったので、読書や音楽鑑賞などで時間をつぶしました。
・定刻に出発し、少し遅れて羽田に到着。荷物検査で十徳ナイフが引っ掛かってしまい危険物預かり受け渡しに時間が少しかかってしまいましたが、何とか終電で帰宅出来まして、帰宅の書き込みをした次第です。
( `.∀´)
 以上で時系列に沿った感想は終わりです。以下はもう少しまとまった感想を。
・フェリーは、時間に余裕が持て、まったり・だらだら過ごすのが好きな人向けの移動手段であります。何も考えずに読書したり、デッキから海を眺めて過ごすのが好きな人ならば、オススメの移動手段であります。確かに時間はかかりますが、フェリーでのそういった時間の過ごし方も旅行の楽しみの一部と位置づけられれば、交通費+宿泊費という観点からは安く楽しめるわけですし。
・今回レンタカーでヴィッツを乗りましたが、パフォーマンスが凄いですね。想像含みますが、この1000〜1500ccで100万〜150万くらいのクラスというのは大激戦区であり各車とも値段に見合わぬパフォーマンスを持つクルマを投入してきていますよね。
 もちろん高速域は苦手ですけれど、発進からの加速、そしてコーナリングは素晴らしいですね。いわゆる、キビキビした動き。なので街乗りは勿論のこと、観光にも最適なんでしょうね。
 それにしても、ヴィッツ・フィット・マーチは本当によく見ましたねぇ。実際売れているわけなんですが、ナンバーをよく見るとやっぱり「わ」ナンバーも多かったですね。
・訪れた地について言えば、今回はやっぱり室蘭が一番印象に残ってます。何というか、直接ココロに突き刺さる何かがありました。今度は一週間くらい滞在してみたい気もしています。勿論オレが感じているのはあくまで観光者としてのものであり、実際そこで暮らしている人が持っているものとはかけ離れているでしょうけど、何か不思議と気になる街でありました。
 これは半分冗談ですが、なっちという傑物を生んだことが非常に納得できる、そんな風土を持った土地でした。決して大きな街ではありませんが、狭い空間のなかに様々な要素が密度高く存在していて、それらが不思議なバランスで構成されており、決して嫌みがない点が素晴らしい街でした。
( `.∀´)
 これで旅行回顧は終了です。初めての一人旅でしたが、無事に終えることが出来ました。カネはかかりましたが、良かったですね。
 あ、おかげで犬とは一度も遭遇しないですみました。良かった、良かった。

犬から逃れる為の北海道旅行 回顧 *1

 旅行記と言うほどのものではありませんが、日別に印象深かった点など。
◎9/21 1日目
・地元〜(JR常磐線)〜水戸
・水戸〜(鹿島臨海鉄道大洗線)〜大洗
・23:59大洗発〜(フェリー)〜至苫小牧
・水戸までの車内は会社帰りのリーマンが多く見受けられました。取手あたりで皆さん降りるのかと思いきや、土浦あたりまでは結構多かったです。皆さん長い時間かけて通勤されてるのですね…。
・水戸での大洗線への乗換は、改札を介さない乗換でした。なので、地元駅からイオカードで乗車しているオレにとっては、物凄い違和感が。
・この大洗線、乗ってはじめて「これがいわゆるディーゼル線ってヤツか!」と驚いてしまいました。動きだしからスピードにのるまで、ブオォォォンという物凄い高回転音が鳴動していました。
 ちなみにこの大洗線、やけに女子高生の乗客が多かったです。最初、女性専用列車に乗ってしまったのかとさえ思ってしまいました。
・大洗駅に到着してみると、駅前に何もないことに驚きました。何というか、真っ暗なんですよね。タクシー乗り場は目の前にあったのでこのままタクシーでフェリーターミナルまで行ってしまおうかと思いましたが、それでは面白くありませんし、何より時間が有り余っていましたので、少し散策してみることにしました。
・最終的な到達目標地点をフェリーターミナルに設定しつつコンビニを探索していたら、携帯にメールが。何と、Takyさんからでした。メールの詳細は省きますが、このWebをみて出発に際しメールを頂けたのは嬉しかったです。ありがというございました。
・コンビニは割とすぐに発見できました。ホットスパーだったのが、なかなか大洗らしいという気もしましたが…。フェリーでの夜食用に、とりあえずペヤングなどを購入。基本ですな。店員のお姉ちゃんにフェリーターミナルまでの所要時間を聞くと、およそ20分くらいじゃないかとのこと。
・結果から言うと無事にフェリーターミナルに着いたんですが、とにかくそこに至る道という道が真っ暗で少し怖かったです。全く街灯が無いというのは恐ろしいもんですな。地元の女子高生は怖くないのかなと。
・ターミナル周辺のトラック・コンテナの圧倒的な数にはなかなかシビれました。警備員時代に催事の車輌待機場所を担当していたことはありますが、それでもこれだけの車両数は見たことが無かったですな。
・フェリーターミナル内は非常に閑散としていて、数える程度しか客がいませんでした。早く着きすぎたのでしょうか。とりあえず刷っておいた乗船予約票をカウンターにて渡し、乗船券をGET。乗船案内のアナウンスがされた22:20まではロビーでこれからの予定を確認していました。
・乗船案内とほぼ同時に乗船。船内係員より一等個室の鍵を受け取り入室。荷物をおろして船室にあった船内案内を熟読し、いざ船内探索へ。
・しかし探索つっても、客が立ち入ることの出来る範囲は非常に限られていて、すぐに回り終わってしまいました。
・出航までデッキでボーっとしてようかと思いましたが、あまりにも風が強いので断念。コンタクトが外れてしまいそうで…。
・定刻で出航。同時に日付がかわりました。
参考リンク
鹿島臨海鉄道株式会社
商船三井フェリー
( ´ Д `)
◎9/22 2日目
・ 〜(フェリー)〜1945苫小牧着予定
・苫小牧〜(JR)〜千歳
・千歳泊
・大洗港を出て巡航に入ったわけですが、巡航に入ってすぐは揺れが気になりました。おぉ、こんなに揺れるもんなのかと。特に横になっているとそれが如実にわかりまして。酔わないだろうと思いつつも、これは酔ってもおかしくないなという不安も。
・揺れについては、半日も経てば慣れて気にならなくなりました。
・一日中天気が悪く、日の出も日の入りも殆ど見られず。ずっと個室に籠もっていました。個室内では家田荘子「ザ・麻薬」を読破し、GBA「真・女神転生2」の導入部をプレイしていました。なんか暗めですが…気にしないように。GBA「超魔界村R」は久々にやってみると難しくてムカついてしまいました。坂口安吾「堕落論」は高校時代からの愛読書なので、特にどこを読んだということはなく。
・あとは殆ど、寝ていました。船の揺れって、意外に寝やすいかも知れません。
・定刻より10分遅れの19:55に苫小牧港着。20:00下船。そのままタクシーに乗り苫小牧駅に。車中から見て、苫小牧駅周辺がそれなりに栄えていることに少し驚いたり。
・千歳方面へは1時間に1,2本というダイヤなので、まったり待つ。千歳に着いたのは21:15位。
・千歳駅からホテルまで距離はそんなに無かったのですが、雨が途中から強く振り出しやがりまして、ずぶ濡れになってしまいました。というか、その途中に入ったラーメン屋に居た間に、雨足がかわったという方が正解でしょうか。
・ちなみにラーメン屋は「初代 一国堂」だったかな。塩ラーメンを食しましたが、イマイチ。北海道内でのチェーン店らしく、この後行く先々で見ることになりました。
・ホテルは無難に良いビジネスホテルでしたが、ずぶ濡れのオレに違和感を感じたのか、フロントの態度が今一つ不自然でした。
・フェリーの中で寝過ぎたのか、全く寝付けませんでした。
参考リンク
らーめん初代一国堂
( ´ Д `)
 かなり長くなりそうなので、続きは明日。というか何だかんだ言ってダラダラ文章になってしまいますな。