ラジコンをやらなくなって既に10年くらい経ちますが、それでもごくたまにラジコン雑誌を立ち読みしています。
先日、「広坂正美氏 引退」という見出しの特集記事を立ち読みしました。(立ち読みじゃなくて買えよ)
以前にも広坂氏については軽く書いたことがありますが、この20年くらいの間、彼は電動RCカーのレースで、世界のトップドライバーとして活躍していました。特に全盛期の彼がもたらしたファンへの影響は大きく、競技としてのラジコンの広まりに大きく貢献したといってよいでしょう。彼のように速く走らせたい、レースで活躍してみたいといった気持ちになったファンは少なくなかったと思います。
そしてその流れを業界も汲み取り、広坂氏が所属していたヨコモはもちろん、京商などもレース向き車体の発売やワークスチームによる取り組みなど、競技分野に重きを置き、競技志向の強いユーザから支持を得ました。
なおタミヤはこの流れに乗れず、レースの分野で活躍することは以後ほとんどありませんでした。
広坂氏の引退の理由ですが、「体力の限界」とのことです。それにより自分の理想とする運転が難しくなってきていると。
ラジコンで体力かよと思ってしまいますが、自己の肉体と接していない車体を遠隔操作し、その上で他者と競うというラジコン競技には、相当の集中力維持、視野の広さの維持が必要となり、レースにおける緊張感・疲労感というのは莫大なものであると想像できます。
車体からのレスポンス・フィードバックというのが実質的に視覚以外は皆無であり、なおかつそれは極めてクイックなものでありますから、それを自分の意のままに操り競うというラジコンレースというのは、実は物凄くストイックでシビアなものであります。
ラジコンはスケールから考えると本当にクイックでタイトな挙動や速度域であり、レースゲームなどとは難しさの根本が違います。
オレ自身ラジコンをやっていたときはそれほど競技志向はなく、また競技に向いていないと思っていましたので、レース分野の具体的なことやあるいは心得的なものは全くわからないのですが、広坂氏の言うところの「体力の限界」というのは漠然とですが理解できる部分があります。
圧倒的なスピードでとにかく難しい1/12 EPオンロードや、偶発的なアクシデントを伴う1/10 EPオフロードであれだけ活躍した広坂氏が、新興の1/10 EPツーリングの世界大会ではついに王者になれなかったというのが、印象深いですね。
ともあれ、お疲れさまでした。
( `.∀´)
なんか立ち読みじゃ氏に対しても失礼なような気がしてきました。今度買うことにします。。
でも雑誌買っちゃうと、ラジコンやりたくなるんですよねぇ。当たり前ですが。
最近はドリフト仕様のラジコンがブームのようですが、オレはやっぱり昔ながらのストイックなラジコンがいいですなぁ。
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ホンダのF1撤退、スズキのWRC撤退のニュースから続く形となりますが、さすがに驚きました。インプレッサのWRCでの活躍というのを、やっぱり印象として強く持っていますから。
確かにここ数年は、完全に精彩を欠いていました。マシントラブルが続出し、ポテンシャルもフォードやシトロエンに及ばなかったり。ドライバーズの方もロウブの独走を止められないわけですしね。ランエボとインプの黄金時代からすると、目も当てられない情けない状態であることは間違いありません。
それでもまぁ、いつかはまたスバルの時代がくると信じて、待っていたファンというのも結構いたと思うんですよね。
まぁつくづく残念です。個人的には、スバルというメーカーの魅力の大きな部分が失われていってしまったと感じています。
今年もなんだかんだでF1はCS放送を全戦視聴しました。ま、このためにCATVの有料オプションでフジテレビ721に入っているようなものですから…。
最後の最後での雨による順位の入れ替わりには一喜一憂してしまいました。ハミルトンがあまり好きでないので自然とマッサを応援していました。
ハミルトンがチャンピオンに相応しいかどうかというのは議論がわかれるところですが、確かにムラっ気のある部分はどうなのかなと思います。なまじ速さがあるだけに、その対比として精神的なムラが悪い方向に目立っているのではないかと。そのあたり、荒削りで面白いと捉えることもできそうですが、元々ヒール的な雰囲気を感じるところもあり、個人的にはイマイチ好きになれないタイプであります。
じゃあマッサがチャンピオンなら良かったのかというと、素直にそうとも言えないんですよね。オレのなかでは、いまだに「スタートダッシュからの逃げ切り勝利」に特化したドライバーという位置づけなんですよね。勿論着実に地力をつけてきているのでしょうけど、印象はそう簡単に拭えないものでして。
ただマッサの場合は、彼の弱い部分というのが彼の走り及び彼本人から見て取れるので、観戦者としては見ていてわかりやすく、感情移入しやすいところも多いですね。
ブラジルGPのトップ3のインタビューを見ていて、あぁこの3人というのは「今年最後までチャンピオンを争った人」「昨年チャンピオンになった人」「その前にチャンピオンだった人」なんだよなぁと改めて思ってしまいました。
マッサは勿論ですが、ライコネンもアロンソも、「来年こそは」と思っているだろうと勝手に想像し、そこに王者ハミルトンが目標として存在するわけで、これは来年も面白くなりそうだなぁとニヤついた次第です。
ライコネンを応援したいところですが、これまでと違った強さのマッサも見たいですし、挑戦者としてのアロンソも嫌いではないので、個人的なみどころは多くなりそうな予感がしています。
警備員時代の連中に誘われ、久々に新東京サーキットにカートをやりに行ってきました。夕方から開始のナイトレースになりました。
結論から言うと、この季節はやっぱり厳しいですねぇ。今日はだいぶ冷え込んでいましたので、タイヤのグリップがかなり悪かったです。オレの場合は体重があるのでリアはまだマシでしたが、フロントがとにかく食いつかなかったです。走り始めの数周は、タイヤを暖めるように工夫しても満足に走れませんでした。なもんで、フロントへの荷重移動がいつも以上に必須になっていました。
身体的な点では、寒さはそれほど影響しませんでした。走るにつれてカラダも暖まってきますからね。
成績的には、9人参加のうちタイムアタック5位、予選3位、決勝4位でした。グリッドが良くてもスタートの加速で抜かれてしまうので成績についてはまずまずだったと思っています。
走りそのものは、ミスも少なく結構満足しています。タイムアタックで大きなスピンをやらかしてしまいましたが、それ以外はスムーズでした。ナイトレースで視界が悪いこともあり、全体的に慎重な走行でした。
新東京は全開区間が長く、気持ちいいですね。レイアウト的にもバランスとれていると思います。久々でしたが、非常に楽しめました。
年明け早々に行われるカメコの祭典…じゃなくてカスタムカーの祭典ですね。代休使って金曜日に行ってきました。
D80によるカメコ的楽しみを主として行ってみたわけですが、クルマが目の前にあってしかもそれがレースカーだったりするわけで、当然ながらクルマも割と沢山撮ってきました。
やっぱり今年はR35 GT-Rの発売後ということで、展示されているチューンカーもGT-Rが多かったですね。
あと「TD:U」で乗って惚れたランボルギーニのガヤルドなんかも所々で見かけたので、撮っておきました。
帰ってきて軽くチェックしてみたら、クルマはそこそこ良く撮れているんですが、コンパニオンは一様にうまく撮れてないという…orz
技術的にも機材的にも足りない部分がありそうですね。少なくとももうちょい望遠が欲しいと現地で思いました。こういう場面では手ブレ補正付きの18-200mmとかが一番使いやすそうですね。
画像はまた今度。
うーむ。まぁ相手方が大事に至らなくて良かったわけですが、それでも事故は事故ですからね。
それにしても、なっちがクルマを運転するということがイマイチ想像できないですね。性格や素養の面から運転に向くとは思えませんからね。加えて、クルマを運転できない年齢からみているだけに、余計に。
今後の活動に影響が出そうですね。
( ´ Д `)
日同じくして、阿部ノリックが事故で亡くなったそうで。バイクレースを観ないオレでも名前は知っている選手です。
こちらは最悪の事態となってしまいました。ましてや、サーキットの中ではなく、公道ですからね。
同じエントリで扱うのはやや不謹慎な気もしますが、姓の読みが同じということで、何か不思議な感じがしています。
他の多くのF1ファンが思ったように、オレも富士でのF1開催には否定的でした。
ただまぁ開催が近づくにつれ、富士には富士のおもしろさもあるだろうと、折角の開催なので楽しんでみようかなと思うようになりました。
しかしまぁ、あの天候でしたからね。よくまぁ決勝やったと思います。メディカルヘリなんて絶対とばせない状況だったでしょう。霧はダメだけど雨ならokということなんでしょうか。興行だから仕方ないとも言えますが、命の危険がつきまとっているわけですからね。主催運営側に批判がいくのは避けられないでしょう。そうでなくても会場へのアクセスなどで、問題が多くあったようですし。
しかしまぁあのコンディションで、ドライ時のタイムから大体10秒ちょっとの遅れで走っているのですから、本当にF1ドライバーというのは凄いものですね。
チャンピオンシップ的にはハミルトンがだいぶ優勢になったというか、リタイアが無い限りもう確定したようなものですね。まぁ今年はライコネンもアロンソもどこかピリッとしませんから、ルーキーでのチャンピオンも仕方ない気もします。
ヘリコプター墜落事故ということで。39歳。うーむ、事故だから当たり前ですが突然ですな。
彼のラリー、特に彼が活躍していた頃のラリーは殆ど観ていなかったりします。なのでゲームのタイトルでの知名度がオレにとってはでかいですね。昨年のX-Gamesのラリーの走りは最近観ました。
リチャード・バーンズもそうですが、ゲームに名前が冠された人が亡くなっていますな…。
数日前の話になりますが、北千住のシティカートに行ってきました。久々のカートオフです。
いやぁ、暑すぎました。炎天下でのカートは、マジでヤバいですね。係員がしきりに水分補給の必要性を説いていましたが、本当にあれはヤバい。それにプラスして日頃の運動不足からくる貧血のようなものも合わさり、さすがに連続でのアタックは無理と思い、貴重な時間を割いて休憩を入れた次第です。
それにしても、難しかったです。係員が「もう少し丁寧に走って下さい」と言っていましたが、確かにオレは乱暴な運転をしてしまったように思います。タイヤの熱ダレがあったにせよ、乱暴であったことにはかわりありません。
今回改めてシティカートを走って感じましたが、ここは一つ一つポイントをおさえて丁寧に走った方が良いコースですね。カートコースによっては強引に攻めた方が面白いコースもありますが、シティカートは基本に忠実に走った方が面白いですしタイムも伸びますね。
ベストラップは35秒117でした。もう少しで34秒台というところですが、34秒前半は多分あの状態では出せなかったと思います。その点では、あのままレースをやっていても寸゛さんには勝てなかったように思います。
( `.∀´)
翌日翌々日の筋肉痛ですが、今回は予想していたよりは酷くはなりませんでした。勿論腕には相当キていますが。
というわけで、お疲れ様でした。
昨日から腕と脇下の筋肉痛が発生しています。今日になっても直らず。まぁしばらくかかるでしょうか。
( `.∀´)
これまで、シティカート、新東京サーキット、F1リゾート秩父といった場所でカートを遊んできましたが、遊技後のカラダへの影響ということを考えると、間違いなく
シティカート > F1リゾート秩父 > 新東京サーキット
といった感じになります。シティカートは段違いにカラダに厳しい感じがします。
コースレイアウトの差は勿論ですが、やっぱり舗装面の状態が大きいようですね。シティカートは非常にグリップが良いので、それだけハンドルを通じてカラダが受ける力が強いのだと思われます。